内容説明
中世の日本では、天皇家を巻き込んだ陰謀によって京都の闇の中から次々と皇族や貴族の怨霊が現れる。いつしか日本は怨霊の跋扈する国となり、その結果、彼らは神として祀られたり、仏の世界に封印されることで鎮められてきた。本書は読者の皆さんを闇の世界に誘うため、こうした怨霊を封印した神社仏閣を紹介しつつ、弾圧した側が作り上げた歴史に鋭く斬り込み、真実の歴史を解き明かす。
目次
神社編(伊勢神宮に秘められた祟る神さま天照大神の謎と正体―三重県;出雲大社に封印された怨念は、はたして「誰」のものか?―島根県 ほか)
総力特集(消された古代豪族物部氏と三種神器を超える十種神宝の秘密を追う!)
仏閣編(四天王寺に封印された物部氏の怨霊とは何か!?―大阪府;善光寺に物部守屋が破壊した仏像が御本尊として祀られているのは、なぜか!?―長野県 ほか)
著者等紹介
中見利男[ナカミトシオ]
1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。該博な知識と徹底した取材力でドキュメンタリー、評論、解説書など数多く手がける。特に古代史と暗号をリンクさせた暗号系ミステリの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。