宝島sugoi文庫
灘校・伝説の国語授業―本物の思考力が身につくスローリーディング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800222435
  • NDC分類 375.8
  • Cコード C0137

内容説明

小説『銀の匙』を3年かけて読む「スローリーディング」の授業で、伝説の国語教師と呼ばれた元灘校国語教師・橋本武先生が2013年9月、101歳で逝去されました。教え子には、作家の遠藤周作氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏、東京大学総長、最高裁判所事務総長など、日本の各界の識者、リーダーがいます。本書は、その奇跡の授業を家庭で応用し、本物の思考力を身につけるための一冊です。

目次

第1章 スローリーディングとは?(『銀の匙』の授業はこうして始まった;スローリーデイングのポイント ほか)
第2章 「干支」と「擬人名語」―実践スローリーディングその1(「難産」と「神農」さん―出生の様子と漢方医学について;「コロリ」「えんたつ」「実布的里亜」―意味と状態を結びつけたことば ほか)
第3章 「すし」と「節句」―実践スローリーディングその2(「糀」「凩」「鴫」「雫」―国字;「筍」「恵比寿」「宝船」―孟宗の親孝行と七福神について ほか)
第4章 「いろはかるた」と「道中双六」―実践スローリーディングその3(「花より団子」「論より証拠」―いろはかるた;「虫を殺す」「虫の息」―虫を用いたことば ほか)

著者等紹介

橋本武[ハシモトタケシ]
伝説の灘校国語教師、国文学者。1912年、京都府生まれ。34年に旧制灘中学校の教師となる。文庫本『銀の匙』を3年かけて読み解く授業を行い、公立高のすべり止めだった灘校を東大合格日本一へ導く。作家の遠藤周作、神奈川県知事の黒岩祐治、東京大学総長、最高裁判所事務総長、数多くの医師ら、日本のリーダーたちを育てた。50年にわたり国語教師として生徒指導にあたる。63歳で教頭となる。84年に退職後は文筆活動に専念。2011年、27年ぶりに灘校の教壇に立ち、大きな話題となった。2013年9月、101歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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