内容説明
群雄割拠の戦国時代、西国・播磨の小寺政職に仕えながら、西の大勢力である毛利ではなく、織田信長をいちはやく支持し、羽柴秀吉の片腕となって数々の戦いに勝利、ついには秀吉を天下獲りに向かわせた武将・黒田官兵衛。無限に湧き出す知略と勇気で数々の試練を乗り越えた、大胆不敵な名軍師の活躍を爽快に描く。書き下ろし時代戦国小説。
著者等紹介
河丸裕次郎[カワマルユウジロウ]
1969年、兵庫県生まれ。『御坊丸と弥九郎』で第12回歴史群像大賞奨励賞を受賞。「新織田戦記」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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勝部守
5
播磨時代に絞って、分かりやすく書かれている。かなりプロトタイプ的な官兵衛像。入門書として良い。積ん読本だったが、2冊も買ってしまっていた2014/09/15
しんのすけ
2
容易くは読めた感じ。 入門書として良いのではと思えた。2023/10/25
自然堂
2
とりあえず読み易い。筆者がそこに比重を置いている事は見て取れるのだが、所々やり過ぎというか、易しくしようとするあまり描写が稚拙になっている部分が散見されてなんだかバカにされてる様な気がしてくる。それと官兵衛の人格設定が綺麗過ぎる。私欲の為に働いた事は一度もないとか何の臆面もなく考えているのはちょっとどうなのかと。それは後に伏線としてきちんと消化されるので、作者は意図的にやっているのだろうけど単純になんでこういう人格を設定されるのか甚だ疑問。(長くなるのでコメ欄へ続く)2014/01/26
LL
0
タイトルの通り、あまりにも策略や感情が鬼で、共感できず未消化でした。 しかし勿体なくて最後まで読んでしまいました。2014/02/05
プレッピィチョコ
0
黒田官兵衛お手軽読本。短時間で大河ドラマに追いつきたい人にオススメです。2014/01/25