宝島社新書
おひとりさまの田舎暮らし

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800220516
  • NDC分類 611.98
  • Cコード C0277

内容説明

今、都会を離れ、ひとりで田舎暮らしを始める女性が増えている。本書では、28歳から78歳まで23人のおひとりさまにインタビューし、田舎暮らしの楽しみや苦労、仕事やお金、人づき合いまで、リアルな声を集めた。人生をリセットしたくて移住した人、旅行で訪れた地に移り住んでしまった人、ともに生きるはずだった夫や友人を亡くした人―。歩いてきた道は違うが、彼女たちには共通点がある。それは女性らしく自分らしく生きていること。そして笑顔が素敵なこと。本書は、日本で唯一の田舎暮らし専門誌『いなか暮らしの本』の人気連載をまとめた一冊。パワフルな彼女たちから、勇気とヒントをもらえるはずだ。

目次

第1章 自分らしさを求めて(大工仕事もお手のもの。セルフビルドで始める田舎暮らし―和歌山県有田川町・細川志津江さん;スープがメインのカフェでおいしさと笑顔を届け続けたい―滋賀県近江八幡市・中村ひとみさん;50代は人生の岐路。田舎ならではの「職住一体」起業―長野県大鹿村・東村くにこさん ほか)
第2章 田舎の人になる(90歳のおじいちゃんとの「おふたりさま」ライフを原点に―大分県杵築市・村上裕香さん;危機を乗り越えて、大好きな音楽で地域貢献をめざす―熊本県玉名市・吉崎恵さん;旅人から島の陶芸家へ。島の暮らしをていねいに紡ぐ―東京都伊豆大島・川浪ときわさん ほか)
第3章 ともに生きるということ(都会を離れて18年。北国の小さな村の宝物を全国に発信―北海道占冠村・西村実佳さん;60歳を機に夫婦それぞれ好きなことを。妻は島で民宿を開業―愛媛県中島・小田美恵さん;都会の絵描きから田舎の紙漉きへ。特産品の楮を復活―高知県黒潮町・中嶋久実子さん ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンナ

25
図書館。何となく手に取ったけれど、目標をもって島や田舎に越してきた人と、元々田舎に住んでいる人と自分はあまり変わらないかも…と思ってしまう。住んでいるところも、福島以外の東北っていらっしゃらないし…。田舎といっても、気候のいい関西や東海、中国地方周辺が多いなぁ…と思う。でも、自営をしてマイペースに生活するには、やっぱり田舎の方が有利なんじゃないかと思ったのでした。2015/09/04

RYOyan

15
生きる力というか生活力というか、地域のコミュニティーに入っていくという面では、やはり女性の方が上手なのかな。この行動力はきっと、先のことを心配するよりも、今やりたいこと、今楽しいことを、優先した結果なのだろう。潔くて頼もしい。人生は旅だってことを教えてくれる。2016/06/12

虹雪

14
都会の生活で疲れた人達が多い印象でした。女性なのにたくましく生きていて、キラキラしているのは羨ましいと思います。人と人との繋がりを大事にしてその土地で自分に何が出来るのかを模索して、楽しく生きている。鹿児島の奄美大島、行きたくなりました。若い人から78歳の方まで幅広い。外人さんもいました。思いたったら即行動という方が多いかな。見習いたい。2014/05/07

Juichi Oda

7
「田舎暮らしの本」編集部がまとめた、一人で田舎暮らしをしている女性達の様子。山はもちろん、島に、海辺に、こんなにもたくさん一人で行きようとしている女性がいることに驚いた。一人になったのは、死別、離婚、もともと独身などさまざまながら、入り込んだ土地では、彼女たちを理解し、支えてくれる人たちがあってこその暮らし。つまり「どう生きていくのか」ということはもちろん、「誰と生きていくのか」ということが大きな要素を占めるんではないか、という発見があった。ホントに女性は逞しい。男性ではこんな本はできないかもしれない。2015/02/04

バーベナ

5
都会に疲れて、田舎で暮らすことを選択した女性たち。ここでは言わない苦労が、とてもたくさんありそうな気配を感じた。なんとなく、田舎暮らしというと、定住するというイメージがあるが、実は流動的なものなのかも。3年後、彼女たちはどこにいるのかな2014/11/18

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