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内容説明
「あなた達は魔法の才能を持っているのよ」放課後の理科準備室に現れた妖精は、そう告げると、室内にいた女子中学生達を魔法少女へと変えてしまった。「魔法少女になって、悪い魔法使いからわたしを助けて!」まるでマンガやアニメのような展開に、色めき立つ少女達。誕生したばかりの七人の魔法少女は、妖精に協力することを約束するが…。話題のマジカルサスペンスバトル、ついに第三幕スタート!
著者等紹介
遠藤浅蜊[エンドウアサリ]
ライトノベル作家。『美少女を嫌いなこれだけの理由』で、第2回このライトノベルがすごい!大賞“栗山千明賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
64
結界によって脱出不可能と化した街を舞台にバトルロイヤルする話。毎回趣向を凝らして読者及び魔法少女を翻弄する作者の力量は流石。サラリーマン魔法少女7753の立場と言いこの世界の魔法少女はありとあらゆる意味でブラックですな。戦闘はあったものの死亡者0の優しい世界な上巻でしたが、最後の煽り文句を見る限り下巻は安定の惨劇ショーになる様で、第三勢力の脱獄囚達がどんな地獄絵図を見せてくれるのか怖いけど楽しみです。2015/02/15
雪紫
52
「赤」の前に長編再読。魔法少女と書いてサラリーマンと読む(だって実際のルビ・・・)。新人魔法少女とベテラン魔法少女の落差と心境、実力差が酷い・・・(後生き残りのその後も)。後、冷静に考えると新人魔法少女達この時点で全員頭奇妙しい。わかってたけど「魔法の国」って、ホントクソ。しれっと暗殺者魔法少女あの新人達の中にいます。も書いてんだもん。この7753の表紙、可愛いけどかなりの社畜なんですよ・・・。嫌だわこんな鬼ごっこ。再読でもマジで怖気たつ。2023/12/28
雪紫
52
このラノブログのキャラ紹介、リップル再登場!?大丈夫か。の後の奴に悲鳴しか挙がらない・・・。あらすじの時点で妖精が信頼出来ない・・・(実際予想通りだけど)。魔法少女のキラキラと世知辛さ見事に書いてるよ・・・。7753生々しい。って、あれ今回スノーさんは??次回地獄の始まりの予感しかしない。2013/11/11
harass
43
このシリーズだとおおよそどういうものだかわかってるので、いきなり読みだす。結界内、時間制限内でのそれぞれの思惑がある三組の魔法少女グループはお互いの動向を探りあうのだが…… このシリーズの前作品で出てきたキャラの名前や姿の再登場に感慨を感じる。またあいつかというシリーズものの面白さか。このシリーズは山田風太郎の忍者ものをリライトしたものだと考えていいかもしれない。面白い能力とキャラが多数でてきてどうか関わっていくのかが楽しみだ。この巻を読み終えるがまだ1人も死んでない。期待と絶望に恍惚としながら後編に。2016/11/25
異世界西郷さん
39
バトルロワイヤル→犯人探し、ときて今度は鬼ごっこですか。相変わらず話の展開に引き込まれます。三つの勢力が織り成す三つ巴の戦いはまだまだ序盤といった感じで、ガチガチの殺し合いが始まるのは後編からのようですね。今回はリップルが登場してくれたのは嬉しいですが、のっけから痛々しいですね。ここに至るまでに何があったのか気になります。個人的には、今回の話で一番気になるのはプキン将軍とソニア・ビーンでしょうか。今巻の引きといい、後編ではぜひとも大暴れしてほしいものです。2015/09/24