内容説明
遭難、漂流、そして航空機墜落―知られざるサバイバル劇を初めて発掘!「魔の海」尖閣諸島でこれだけの命が救われた!孤島に生きた日本人たちの誇り高き生きざま。
目次
戦時遭難船「千早丸」の悲劇
ダグラス「桂号」不時着事件
「阿蘇号」不時着事件と黒岩操縦士の悲劇
福州漁船遭難事件と「感謝状」
石垣島ロバート・バウン号事件
宮古島「牡丹社」事件
密航船「栄丸」遭難事件
学童疎開船「対馬丸」の悲劇
戦後の尖閣諸島をめぐる3つの小話
著者等紹介
山本皓一[ヤマモトコウイチ]
1943年香川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。出版社の写真記者を経てフリーの報道写真家として活躍。1990年以降、日本の国境取材に取り組み、2006年までに日本の「国境の島」すべてに上陸した。日本写真家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乱読家 護る会支持!
4
尖閣諸島周辺の海域は、難所として知られていて、尖閣諸島は過去から重要な避難地だったそうです。 本書で取り上げられているエピソードは、 「戦時遭難船・千早丸」 「桂号 不時着事件」 「阿蘇号 不時着事件」 「福州漁船遭難事件」 「ロバート・バウン号事件」 「宮古島・牡丹社事件」など なかなか壮絶な話が多く、読まれる方は覚悟して読んでくださいね。2024/05/11
SU
0
戦争時の話は胸が痛みました。2013/12/20
匂當内侍
0
国境取材第一人者 古き良き日本人美しい生きざま2021/11/02