内容説明
今季、メジャー・リーグから阪神タイガースに移籍した、俊足巧打のスイッチヒッター・西岡剛。名門チームの一員となった西岡は、試合はもちろん練習でも常に全力で取り組み、率先してチームを鼓舞してベンチの雰囲気をガラリと変えた。そんな西岡が、人気球団・タイガースでプレーすることの意味や、1番打者としての心構え、チームメイトとの意思の疎通のはかり方など、野球に対する取り組み方や考え方について熱く語る!
目次
序章 阪神タイガースでプレーするということ
第1章 負けじ魂
第2章 人生を変えた人との出会い
第3章 国際試合出場で得たもの
第4章 逆境をどう克服するか
第5章 コミュニケーション力
第6章 必死のパッチ
第7章 さらなる頂点を目指して
著者等紹介
西岡剛[ニシオカツヨシ]
1984年7月27日、大阪府出身。大阪桐蔭高校から2002年のドラフト1巡目で千葉ロッテマリーンズ入団。05年に盗塁王のタイトルを獲得し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。06年にはWBC日本代表に選ばれ世界一に貢献、シーズンでは2年連続となる盗塁王のタイトルを獲得。07年に再びベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。08年には北京オリンピック日本代表に選ばれる。10年に首位打者、最多安打のタイトルを獲得し、三度目のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もとむ
24
ロッテや阪神で活躍したリーディングヒッター、西岡剛の自伝的一冊。メジャーに挑戦後(2年間、ケガもあってあまり出場機会はなかった)、阪神に移籍した一年目の終了時まで描かれている。それまでは、チャラチャラして先輩にも不遜な態度をとるイケイケ兄ちゃん、という印象だったが(まだ拭いきれないけど)、実は結構繊細な性格だったのが意外。特にロッテ時代の絶好調の頃、実は鬱の一歩手前で、睡眠導入剤を常用していたのは驚いた。それだけ大変だったんだなあ…今もBCリーグで頑張ってるようだが、この人の指導者の姿もいつか見てみたい。2025/05/16
柊子
18
処分しようと思い、再読。再読中に井口監督辞任のニュースが流れて来て、寂しい気持ちに。あの下剋上のような派手なドラマはいらないから、せめて来季はCSを戦えるチームになってほしい。新しい監督は福浦さんか? 西岡は北九州で監督1年目。ボチボチ頑張っているようで、何よりだ。2022/10/07
まつじん
13
2014年の日本シリーズではまさにプロ野球史に名前を刻んだ男。すっかり阪神色に染まった気がするが、この本を読む限りまだまだやれそうな気もしますね。・・・がんばれ~2014/12/28
柊子
12
ロッテ時代に睡眠導入剤が手放せない時期があったとは・・・。メジャーで苦しんでいる時「ロッテに帰って来い」とたびたび電話を寄越したというサブロー。ホントに良い人だなあ。負けず嫌いなやんちゃ次男坊が、この世界でやってこられたのはスパルタ指導を続けたご両親と優しいお兄さんがいたからこそ。今季はGを倒して、日本シリーズでロッテと戦えるといいね。待ってるよ~!2014/01/08
やまゆ
6
西岡選手の正直な部分が出ていて一気読みさせられた。プロの世界は厳しいし、阪神という常に注目される球団に入ったことで、意識をより高いところに持ってやっているのがよくわかる。今年は頼んますよ!2014/02/05
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