内容説明
カウンセラーになるために勉強を始めた桐山瑞穂は、学校に近くて家賃が手ごろな家を探していたところ、あるシェアハウス物件を見つける。そこには、年齢も経歴も性格もばらばらなイケメン男子3人が暮らしていた。戸惑いながらも彼らと過ごすうちに、瑞穂は抱えていた傷が少しずつ癒えていくのを感じる―。シェアハウスに暮らす4人の男女の温かくて切ない日々を描いたハートフルストーリー。
著者等紹介
宇木聡史[ウキサトシ]
1983年、大阪府生まれ。関西大学卒業。現在は専門紙の記者としても活動している。『ルームシェア・ストーリー』で第5回「日本ラブストーリー大賞」の大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koto
13
シェアハウスにイケメン男子、こんなに分かりやすいものはないと思っていたのに、予想と全然違う展開に戸惑った。ライトな雰囲気反面、主人公含め皆それに似合わぬ過去を持つ。近頃シェアハウスブームで憧れもあるけど、こんな優しいばかりの場所あったらいいなぁ…。みんなの幸せの為にと出した結論が良かったのかは分からなかった。なんとなく、傷の舐め合いのようで。けれど否定はできない。幸せのカタチなんて一つなわけがないもの。家族じゃないのにただいまと言える家があって、おかえりと言ってくれる人がいる。誰かと暮らすのもいいかもね。2014/06/08
よっしー
8
えっと…つまりラストはどういうことだったんだろうか? かなり酒癖の悪い女の子がルームシェアをきっかけに何かが変わったんだとは思うんだけど…。う~ん。 ほのぼのとしてて読みやすいんだけど、よくわかんないまま終わっちゃった気がします…。2014/05/03
さくら
6
男性3人、女性1人のシェアハウスもの。読みやすいですが、現実味はないです。ラブストーリーとしては、感想がなんとも難しいですが、人と人との絆という意味ではそれぞれに救いがあって良かったです。ただ、最後の最後がちょっと分からなくて混乱。ファンタジー要素はあんまりいらなかったのかなぁと思ってしまいました。2021/09/26
りう@ハンドメイド製作中♪
6
3人のイケメン男子とのシェアハウス物語。カウンセラーの主人公が生徒に思い出話を語りかけるように話は始まる。 みんないろいろと悩んでいて結論として「相手が幸せになることが自分の幸せ」と考えていたわけだが、最終的にはみんなちゃんといい方向に向かい、読みやすく読了。良かったです。2014/09/27
Artemis
6
生きてるといろんな辛いこともあるけど、全力で認めてくれる人がいることが支えになると思う。それって代わりの効かないかけがえのない人なんだよね。ほっこりする。2014/06/27




