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内容説明
天空都市“ヴァラスキャルヴ”の一画で探偵を営む主人公ヴァルは“鋭奪ノ魔人”の異名を持つ天才的魔術ハッカー。そんな彼の元に魔術器具開発企業の社長令嬢エーレフォーアがやってきて、母の形見である腕輪の奪還を依頼する。超おてんばな彼女にてこずりながらも仲間の情報屋やハッカーの力を借りて腕輪のありかを突き止めるヴァルだが、その裏にはある人物の黒い思惑が…。ヴァルは彼女の願いを叶えることができるのか!?
著者等紹介
紫藤ケイ[シドウケイ]
1986年、東京都出身。2004年に渋谷教育学園渋谷高等学校を、2008年に早稲田大学文学部を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ymartak
12
インターネットをそのまま魔術配給のシステムに置き換えたような世界観を舞台に、ハッキングを生業とする主人公の活躍を描く作品。あまりハードな雰囲気ではないが、ユニークな世界観を活かせれば、今後面白い展開になりそう。2014/05/04
ころん
3
他者の魔術領域に侵入するための外法術=ハッキングを駆使し、外法術師として、または探偵として生計を立てていたヴァル。仕事を終え乗り込んだ列車が大鷲に襲われ、そこでヴァルは身の丈ほどもある大刀を背負う少女と出会う。近未来的で、発展した科学技術と魔術が融合した世界観。設定や雰囲気がとても好みで面白かった。ストーリーやキャラはよくある感じだけど、とても良いボーイミーツガールでした。戦闘シーンがイメージしやすくて読みやすい。ケルベロス可愛かったし続き読みたいなぁ。2013/09/12
alleine05
2
いまいち。はじめはインターネットをはじめとする科学文明を魔術に置きかえた世界観が魅力的かと思えたが、剣を持ち歩いていたり、平気で違法行為に手を染めたりと世界観の構築にあらが見えてきたり、登場人物の行動も適当な推測ですぐに行動に移すといういい加減なところが見えてきたあたりでしらけた。終盤では主人公のお悩みに都合よくアドバイザーがあらわれて、都合よくあたらしい力をくれるというご都合主義の連発にがっかり。(コメント欄に続き)2013/08/13
海老庵
1
サイバー魔術という設定は好きだけど、物語とキャラの動きがなんとなくチグハグしてる。2013/08/15
アカハライモリ
0
面白い。物語の根底にある主人公の問題を丁寧に処理しているだけでなく、それが最後の彼の決断にも上手く繋がっていて、とにかく爽快だった。魔術世界でのハッキング、空中都市、顔の見えない仲間、猪突猛進なヒロインなど、設定・キャラクターの面からも好み。普通に続編が読みたいぞ。2016/01/09
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