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宝島sugoi文庫
「カルト宗教」取材したらこうだった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800214577
  • NDC分類 169
  • Cコード C0114

内容説明

ミイラ事件で有名になった「ライフスペース」の記事でクレームを受けた著者は、それ以来15年間にわたりカルト問題を取材し続けてきた。セックス教団の5泊6日の合宿に参加、宗教団体が主催する偽装就職セミナーへの潜入取材、教祖様の実家探訪…。まったく関係ない人間から見れば、奇妙奇天烈としか言いようがない彼らの実態とは何なのか。体当たりで取材を挑み続けた著者が綴る、カルト集団との交流(笑)&暗闘記。

目次

第1章 香ばしきカルトとの出会い(GURUからのメール;ライフスペースからの小包 ほか)
第2章 取材したらこうだった(セックス教団潜入;「キチガイの学校へようこそ!」 ほか)
第3章 カルト宗教との裏バトル(サイババをパクった健康セミナー;全国での同時多発訴訟を予告 ほか)
第4章 カルトと報道(マスコミのカルト問題報道;朝日新聞のファインプレー ほか)

著者等紹介

藤倉善郎[フジクラヨシロウ]
1974年、東京都生まれ。北海道大学文学部中退。在学中から「北海道大学新聞会」で自己啓発セミナーを取材し、中退後、東京でフリーライターとしてカルト問題のほか、チベット問題やチェルノブイリと福島第一の両原発事故現場を取材。ライター活動と並行して、2009年からニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を開設し、主筆として活動。特に幸福の科学をめぐるトラブルや、大学生を勧誘する各カルト集団に注目して記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みじんこ

6
やや日刊カルト新聞主筆の著者がこれまで取材した、体験した話が中心。ラエリアンや親鸞会、最近話題の幸福の科学、その他怪しい自己啓発セミナーも取り上げている。大川隆法の出生地取材は興味深い内容だった。統一教会の断食デモに対して著者たちが行った暴飲暴食カウンターの話は発想が面白い。自己啓発セミナーはいかにも洗脳という感じがして一番不気味だと感じた。後半はメディアとカルト報道、表現の自由など法律問題、カルトの訴訟(ほのめかしも含む)や記事の削除要求などにどう対抗するべきかといった内容で非常にまじめな話だった。2017/02/28

ウェイランド

5
カルト宗教とのバトルは割に合わないからこそちゃんと取材する人は貴重。2016/05/24

こーこ

4
いやー、カルト宗教のフリーライターってほんと怖いよね。カルト宗教からの抗議とかさ、、、鳥肌。2013/10/17

せぶこ

3
カルト団体の問題を批判することと、取材に対応してくれる関係者個人に敵意を向けることとを混同すべきではない。たとえカルト団体の関係者であっても、その人個人が自分の敵であるとは限らない。 間違いを認めることはプライドが傷つくかもしれない。しかし、間違いを認めて訂正することは、間違っていない部分を守ることにつながる。 カルト問題に対する私の興味は「おかしな集団を、おかしな世の中が拒絶する」ことへの違和感から始まった。 カルトについて調べたり議論したりするということを、一般の人々にもっとやってもらいたい。2023/09/20

サラマンダーやすし

2
読みやすい文章ですぐに読み終わった。私のように宗教に好意的な人間がみてもカルトいやだなあとおもう部分があるので、否定的な人間が読むと宗教嫌いが強くなりそう。本の内容としては、カルトでの実体験に基づいた紹介だけでなく、一般の人も体験談などを発信していってほしいという筆者の意図が非常に強く伝わってきた。カルトにしろ、そうでないにしろ宗教理解にはある程度勉強が必要であると思うし、勉強することなく否定するのもどうかなと思う。カルトを知るきっかけとして良い本だとおもう。2013/10/23

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