宝島sugoi文庫
NHKスペシャル うつ病治療常識が変わる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800212832
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0147

内容説明

100万人を超えたうつ病患者。「ココロの風邪」と言われ、休養をとって抗うつ薬を飲み続ければ半年から1年で回復するといわれてきた。しかし4人に1人の患者が、治癒までに2年以上を要し、その半数が再発。治療が長期化している患者の多くが、不必要に多種類、多量の薬を投薬されている。それを見直す取り組みが始まった―大きな反響を呼んだNHKスペシャルの書籍化。治療の新しい道を探るドキュメンタリー。

目次

第1章 “不適切な”投薬―症状を悪化させる多剤併用
第2章 クリニック乱立の闇―なぜ診断がバラバラなのか?
第3章 抗うつ薬の死角―封印されてきた危険な副作用
第4章 心理療法の壁―医療に心のケアが定着しない理由
第5章 うつからの生還―体験者たちが語る回復のプロセス
第6章 うつ病治療の新しい“常識”―先進医療の現場を訪ねて

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

37
図書館本。私は双極性2型障害である。躁期が軽い躁鬱病だ。単にうつ病と言ってもいいほど症状はうつ病に似ている。最新のうつ病治療について知りたくてこの本を借りた。主治医は私を単なるうつ病患者として扱っているかのようだ。なぜなら、双極性2型障害なら処方する薬は普通、気分安定薬なのに、3種類もの抗うつ薬を処方するからだ。しかも3分診療で薬の説明は一切ない。こういう精神科は問題らしい。睡眠障害の治療ではいい薬を処方してくれている。しかし双極性2型障害の治療に関しては疑問だ。今度の受診で聞いてみよう。2022/05/20

カッパ

16
たまたまテレビでやってた時にみたことを思い出して懐かしく思い読みました。もっと私達が賢くなり、薬物だけではなく心理などさまざまなことから選べるようになってほしいと思います。方針も綺麗な言葉ではなく教えてほしい。2018/06/21

根室

4
抗鬱剤をこれから飲む人、飲んだことのある人は一度読んで見たほうが良いと思う。どんな影響があるのか、例えば飲んでいた期間の記憶が後になってみてスッポリと無いような感じだとかは実際のところだと思う。 病気からの立ち直り方も何例か紹介されている。人それぞれだけど、環境を変えてみたり色々と温もりのある経験をして良くなっていくのかなと思う。 ここで紹介されてる認知行動療法みたいなのをセルフでやっていけると良いんだろなあ2015/07/19

岡本匠

3
メンタルを病んでしまった職員の多くが、薬のコントロールで苦しんでいるのは感じていた。また、復職についても、医師が仕事についてあまりにも知らなさ過ぎで、なぜ、復職させるのかといったことも感じていた。本書では、そういった問題点を再確認することができた。2015/04/22

yuma

2
うつ病に関して今まで思っていたもやもやが少し晴れた気がする。投薬のみ、話を聞かない、聴けない医者が存在する。一方で医者もその治療に疑問を持っていることにも触れている。自分の身は自分で守るしかないことを痛感した。2013/08/08

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