内容説明
著名人たちが読んで「人生が変わった」「作家になる決意をした」「死ぬまでに読みたい」など影響を受けた本を紹介。単なる内容紹介にとどまらず、ハマりっぷりやその後の行動、人生観まで、著名人たちの知られざるエピソードが満載。作家、タレント、映画監督、学者、漫画家など、さまざまな分野で活躍する著名人たち総勢70名70冊の“座右の本”を一挙公開。
目次
第1章 日本・海外名作小説(伊坂幸太郎・作家『灰の迷宮』;秋元康・作詞家『桜の園』 ほか)
第2章 随筆・エッセイ・自伝(ロバートキャンベル・東京大学大学院教授『アンネの日記』;田嶋陽子・英文学者『夜と霧』 ほか)
第3章 推理・ミステリー・SF(西村京太郎・作家『幻の女』;崔洋一・映画監督『血の収穫』 ほか)
第4章 漫画・児童書・科学(誉田哲也・作家『ポーの一族』;角田光代・作家『ちいさいモモちゃん』 ほか)
著者等紹介
原田かずこ[ハラダカズコ]
1968年、大阪府生まれ。フリーライター。人物インタビューなどを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
21
題名通りの本で意外な人物が意外な本を座右の本にされています。安部譲二さんの「大航海時代叢書」や森村誠一さんの「源氏物語」などなど楽しめます。私もありますが、何年かに一遍は読みなおしています。この中で土屋賢二先生がペリー・メイスンシリーズをあげておられるのを読んで、私も再度挑戦したくなりました。確か100冊近くあったと思います。2014/10/02
もちもちかめ
20
意外と真摯に本当のことを真面目に答えているインタビュイーが多いと感じた良い本。ロバートキャンベル。アンネの日記。いじめられていた子供の時に読み、自分の痛みを課題としてはいけない。被害者になってはいけない。これは生きていく上で、すごく大事なことではないかと直感した。田嶋陽子。夜と霧。2018/04/27
ヨクト
19
自分にとって座右の本とは何ぞや?と考えたみたのですが、「読書歴浅くて全然読んでないし、まだ決められねーや。」って結論に至りました。半分嘘です。自分の座右の本を紹介するのが恥ずかしい、というのが本音です。だって自分の内面を見られるようで・・・でも、「自分が読書好きになるキッカケとなった本」くらいなら大丈夫。貴志祐介「新世界より」と浅田次郎「蒼穹の昴」ですね。「座右の本」についてはもうちょっと自分が成長して、自信を持てるようになってからまた考えます。これから出会う本にも期待して。2013/05/26
とろこ
9
作家をはじめとする70人の著名人の、「人生の一冊」をまとめた本。この薄さで70人分なので、一人ずつのエピソードは濃ゆくはないけれど、「なるほど、ふむふむ」という感じで眺めるとおもしろい。何となく、「挫折していたときに偶然出会った本」が運命の一冊になった人が多いような。 わたしもこの企画やりたい。2013/05/15
おくりゆう
8
様々な分野の著名人が人生を変えた一冊というテーマで語る本と各々の本との物語は実に十人十色で面白いです。自分にとっての座右の本について考えさせられました(これからの出会いに期待…かな)。2013/05/23




