内容説明
日本政府による尖閣諸島の国有化以降、中国軍の自衛隊への挑発が続いている。まだまだ、日本政府は大人の対応をして、紛争や戦争という状態まではいっていない。しかし、いつ中国軍が挑発から軍事的行動に移るかわからない。そのとき、日本の自衛隊は中国軍に勝てるのか。著しい軍拡が進んでいる中国軍の力はいまどうなっているのか。この本では、中国に何度も潜入取材をしてきた著者が、最新情報を元に、中国軍と自衛隊の戦力を分析する。中国軍の核兵器から、それを防衛する自衛隊のミサイル防衛システム。陸上戦力、海上戦力、航空戦力のすべてにおいて、徹底解説。中国軍の軍備カタログとしても見逃せない。
目次
第1章 中国の核戦力と日本の防衛(中国の核戦力;日本のミサイル防衛 ほか)
第2章 総論 自衛隊vs中国軍(中国共産党は日本民族をホロコーストする;中国の揚陸作戦能力は急速に整備されつつある ほか)
第3章 各論 陸上戦力分析(中国陸軍;日本の陸上自衛隊 ほか)
第4章 各論 海上戦力分析(中国海軍vs海上自衛隊;中国軍と自衛隊の戦力比較―艦船 ほか)
第5章 各論 航空戦力分析(中国空軍と航空自衛隊;中国軍と自衛隊の航空機比較 ほか)
著者等紹介
かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校卒業。北部方面航空隊、武器補給処、補給統制本部などに勤務し、2004年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
68
改めて中国軍の恐怖を思い知った。おそらくホロコーストなんて朝めし前のようにやるだろうなぁ。2013/03/11
モモのすけ
5
核武装は絶対に必要である。「中国と日本が戦争をしないためには日本が防衛力を強化しなければならない」「日本が中国に支配されれば、属国だの自治区だのというなまやさしいものではない、日本民族は絶滅されるだろう」「(アメリカの)核の傘などというものは裸の王様の服」2013/03/22
Tom Zacky
1
最近色々と物議をかもすので読んでみた。 この先この両国はどうなることやら。2017/01/11
Chi-ha-ru
0
中国軍の保有する兵器の情報をわかりやすくまとめただけあって悪くない本だが「日本も核武装したほうがいい」「原潜をフランスから買え」というのはちょっと…。2015/03/02
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