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内容説明
アルフォンスにかけられた「絶望すると死ぬ」死術を解除する手がかりを求め、領都イスルを訪れたリィゼたち。だがそこは、異形の不死者が徘徊する地獄と化していた。「すべての不死者を滅ぼしてほしい」―都を守護する精霊スプリガンの願いを受けて、リィゼは単身都へと潜入。そのころイスルには、都を奪還せんとする大帝軍が迫っていた。絶望の都に、新たなる戦いの炎が上がる!第3回『このラノ』大賞・大賞受賞作、早くも第2巻刊行。
著者等紹介
紫藤ケイ[シドウケイ]
ライトノベル作家。1986年、東京都出身。2004年に渋谷教育学園渋谷高等学校を、2008年に早稲田大学文学部を卒業。『ロゥド・オブ・デュラハン』で第3回このライトノベルがすごい!大賞“大賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンレイ
5
【悲しみの集約、乗り越えて】 重厚なダークファンタジー。 物凄く良かった! 巧みな状況設定で哀しみを背負いながら意志を貫くキャラ達が熱く描き込まれているのが見どころ。 1巻よりも肩の力が抜け、若干読みやすさも出てきた。 悲劇は心を打ち砕く。 でもその中で強さや優しさが生み出されるのだろう。 ダークだからこそできる表現が詰まった一冊! 評価は ★★★★★★★★★★ 10個星です!!2014/07/23
しぇん
1
一巻に続いて暗く理不尽で絶望な世界が良く書かれている。この世界の中で一巻に続いて、希望ある終わり方出来ているのは凄いと思う。 ただ、個人的には間に二編挟んだのはちょっと頂けない。いろんな話を書けるのを見せたかったのかもしれないけど…
るなちー
1
さて、続巻が出るにしてもどんなネタで2巻以降をつなげるのだろう?と思ってたら、出てきましたねぇ、宗教絡みの黒幕が(笑)。これで3巻以降も安泰?それと、新たな精霊2柱に加え、前作に出てきた元祖デュラハンも顔見せです。なんか新しい精霊が2柱以上出すのがお約束になりそうな予感ですね。2013/02/17
海老庵
1
死の臭いが立ち込めるダークファンタジー。それ故に生の意味を感じる事が出来るし、闇に射す一筋の光の明るさ、暖かさも感じられる。この作風は好きだな。2013/02/13
■■■(伏せ字)
0
前巻より読みやすくはなったけど尖ったところがなくなったような?とはいえそれなりに面白いです。この巻は主人公一行の目的(ってなんだっけ…)とはあまり関係なく、ストーリー上の盛り上がりがなかったのがややアレか。シリーズ全体の大きい話がないと続いてもそんなに楽しめないかも。…続き出るのか?2014/04/21