内容説明
戦後67年も経ち、なおかつ日本は謝罪もしているにもかかわらず、中国人と韓国人は「反日」を叫び続けている。反日教育は台湾でも大々的に行われてきたが、台湾人が「反日」を叫ぶことはない。なぜ中国人と韓国人は「反日」を叫ぶのか。その深層に迫る。
目次
第1章 反日でしか生きられない中国人・韓国人(「歴史問題」から「領土問題」へ変わる反日;竹島領有をめぐる日韓の論拠 ほか)
第2章 中国人・韓国人「反日」の口実(学校教育で悪魔にされる日本人;「反日」を引き起こしている「反日日本人」 ほか)
第3章 中国・韓国の「反日」にひそむ深層心理(近隣憎悪の摂理;恨と恩仇の伝統文化 ほか)
第4章 中国・韓国の「反日」にどう対応すればいいか(「孫子兵法」の次善の策を選ぶ;中華の国と付き合うための「10の鉄則」 ほか)
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院西洋経済史学修士課程修了。雑誌編集などを経て執筆活動に入る。『中国之没落』(台湾・前衛出版社)が反響を呼び、評論家として活躍。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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の
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この人の言い分だけを信じるわけにはいかないが…。2013/08/17
KGN
0
厄介な近隣諸国は反日を政治的安定を築くための道具として利用する。日本はこれ以上弱気な態度をとってはいけない。2016/08/28
itotto
0
雑誌で紹介されて気になったので、図書館で借りて読む。最近、日本人が気になっていることを、台湾人の視点で中国人と韓国人の印象を書いたもの。体系だってはいるので読みやすい。この種の本はあまり影響を受けないようにして読む必要があると思うが、いろいろとためになる記述はある。隣人に勝手に色々と期待しない方がいいという、もっともなことが結論か。これまでの経験で考えると、中国人と韓国人だけの話ではなくて、世界的にはそっちの方がスタンダードな気がする。2013/05/09