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内容説明
「“レーゲン・ボーゲン”、セカンドステージ始動です!」エヴァたちの次の目標は、高校生バンドを対象とした合同ライブ。初めてのライブイベントにメンバーが浮足立つ中、ドラム担当の京子は浮かない顔をしていた。その原因は彼女の中学時代のバンド仲間・神崎椎奈との苦い過去にあった。第1回『このラノ』大賞受賞作家の青春バンドストーリー第2弾。
著者等紹介
大泉貴[オオイズミタカシ]
ライトノベル作家。第1回『このライトノベルがすごい!』大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
34
ずるいわ! こんなの、アニソン好きなら楽しめないわけがない! 相も変わらず最近話題のアニソンから、いつまでも色褪せない懐アニソンなど、幅広い作品が登場しており、アニソンを脳内再生しながら読むことができれば楽しさ倍増。今回は京子が中学時代に組んでいたバンド仲間との確執を描くわけなのだが、2人の張った意地を解かすレーゲン・ボーゲンのライブのセットリストが心憎いったら! そりゃあ、あんな神曲まで持ち出されたら、心が震えないわけがないでしょうに!2013/07/21
shin
29
レーゲンボーデンの次の目標をライブハウスに定める中、昔のバンド仲間と再会した京子が過去と向き合う2巻。アニソン好きを隠す京子の葛藤を中心にタイアップのアニソンが違和感なく絡みつつ、メンバー達が友人関係やバンドを続ける事の難しさに正面から向き合っていく様に惹きつけられた。積み重なった状況にピタリとハマったライブの最後の選曲と展開には胸が一杯になった。弦人の簡単に消えないわだかまりに対する気持ちやエヴァの不安、孝弘の想い人等、ライブを終えるまでの過程でそれぞれから溢れるように伝わる想いも心に響いたお話でした。2013/07/25
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
28
アニソンバンドが巻き起こす爽やか青春ストーリー第2弾、今回は京子を中心としたお話で取り上げられる楽曲は主題歌タイアップものがメイン。 今回も、前回に負けず劣らずおもいっきりやられてしまいました……FLOW『days』からZONE『secret base』の流れは反則やて……作中とのシンクロ率も半端なく、ずるいくらい面白かった! 大泉先生の次なる新刊はどうやら新作となるみたいですが、琴音編&ボカロ曲メインとなる予定なシリーズ3巻が待ち遠しいっ2013/12/17
KUWAGATA
28
ストーリーはシンプルで、それこそ無数に繰り返されてきたパターンです。目新しいところはどこにもない。けれど、決して横着せずにそれを丁寧に書ききること、その大切さをまざまざと見せ付けられる作品でした。眩しいほどにキラキラした青春ストーリー。影があるからこその光なんですね。アニソンはよくわかりませんが、それでも読む価値は高い。続けていくことの困難さ、バンドであれ、友情であれ。それが見事に描かれていました。まさかの続編でしたが、このクオリティであれば是非続けてほしい。次のボカロ回もwktkすぎる(笑)2013/07/25
Yobata
26
学園祭で成功を収めたエヴァたちレーゲン・ボーゲン。このアニソンバンドの次なる目標,セカンドステージはライブハウス!その対バンの中に京子のかつて仲違いした元バンメンバーの椎奈がいて、京子は今まで周りに秘匿していたアニソン好きの思いとぶつかる事に。そしてエヴァはバンドの継続の難しさに直面する。今回はタイアップ曲がメイン。タイアップアニソンていったらコナン君だよねwGARNET CROWとかかなり好きだけど解散しちゃうんだよね…。物語の展開は今回もやはり古臭いけどハッキリしてるからわかりやすいし入りやすいから→2013/07/12