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このライトノベルがすごい!文庫
ロゥド・オブ・デュラハン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800202680
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

領姫の不可解な死の真相を追う傭兵アルフォンスは、死体を操る死術師と対峙し窮地に陥ったところを、白銀の髪を持つ女に救われる。彼の者の名はリィゼロット。永き時を生き、死の運命を弄ぶ者たちを狩る、精霊デュラハンの一人。漆黒の鎧を身に纏い、純白の大剣を振るいながら、彼女は不自然に歪められた命を狩りつづける。茫洋としたまなざしに、深い悲しみをたたえながら―。第3回『このライトノベルがすごい!』大賞・大賞受賞、哀切と慟哭のダーク・ファンタジー。

著者等紹介

紫藤ケイ[シドウケイ]
1986年、東京都出身。2008年に早稲田大学文学部を卒業。『ロゥド・オブ・デュラハン』で、第3回『このライトノベルがすごい!』大賞・大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

八岐

4
どの凄惨で陰惨な事件も愛が発端となっているのは救いがないようにも思えるけれど、たとえ結果がどうあれ、致命的な間違いや錯誤を犯してしまっていたのだとしても、そこまで人を想えるというのは素晴らしい事なのだろう。読み終えたあと、鬱々とした気持ちにならずむしろ清涼感を感じたのは、そんなふうに人の善性を肯定してくれていたからじゃないだろうか。2012/10/10

ギンレイ

3
『辿る糸、過去との対峙』 完全真面目系のダークファンタジー。 読んでみて往年のファンタウニャララ文庫のような・・・ と思いました(イラストがそう感じるだけかな?) 様々な事件を辿っていく過程で語られる登場人物達の過去―― 皆それぞれ背負うモノがある、ということが力強く描かれた力作でした!! 感想全文はブログにて→http://lightnovel-impreduction.blogspot.jp/2013/12/blog-post_18.html2013/12/18

左膳

3
設定は面白いと思う。 だけど、なんていうか展開の仕方に対して文章が追いついてないと言うか。 詰める部分がまだある感じですね。 個人的に挿絵のフランベルジュっぽい主人公の剣は好みなのですが。。。文中にそんな描写がないので超残念。 普通、この手の設定詰め込んだ感じの作品は時間かかるんですが、さらりと一気読みできちゃったところを見るに、内容が・・・非常にもったいない感じ。あと、ダークファンタジー銘打ってる割に絶望感が足りない。 最近は死をテーマに組み込んで出してればとりあえずダークなのかな?2012/11/02

deltazulu

3
初っ端からグロくて、全体的に血生臭くて、次々と絶望が襲ってくる重い展開だけど、読後感は良かった。でも、もうちょっと深みがほしいかな。2012/10/08

ばんしょーじ

2
他の皆さん評価は芳しくないようですが…面白かったですよ。登場人物は特に好感が持てました。リィゼ格好良いですよね。死術と精霊への転生の仕方についてはちょっと説明が足りないような気もしました。特に死術は想いが昇華する辺りなんでもアリな感じが強く、自由も効きそうですがふわふわとした印象を受けてモヤっとしました。とはいえまだ一巻ですし、今後その辺りを埋めてくれれば良いなぁと思いながら次巻へ進みたいと思います。2013/02/21

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