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内容説明
「はじめまして!エヴァ・ワグナーです。一緒にアニソンバンド、やりませんか?」―アニソン好きが高じて、ドイツから日本へとやってきた少女、エヴァ。彼女の夢は、アニソンの聖地・日本でアニソンバンドを組むこと。今、その夢が動きだす―。第1回『このラノ』大賞作家が描く、音楽と青春、『CHA‐LA HEAD‐CHA‐LA』から『太陽曰く燃えよカオス』まで、すべてのアニソン好きに贈る、友情物語。
著者等紹介
大泉貴[オオイズミタカシ]
第1回『このライトノベルがすごい!』大賞・大賞受賞作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝夜
43
『さぁ、あたしの歌を聴けぇぇぇ!!』読了。凄く面白かったです!! 今回登場したアニソンは殆ど知ってる曲でかなり楽しめました!! 章の題名になってるアニソンを聴きながら読んでいたけど『Lost my music』がいい感じに話と合っていて良かった ライブの曲は三曲とも好きな曲で歌ってる描写がとても臨場感がありのめり込めました、そして最後の『Butter-Fly』いいですねぇ、今でもカラオケで歌ってる名曲です とても面白い作品でした。読んだらカラオケに行きたくなってきた2013/07/28
Yobata
38
アニソンが大好きなドイツの留学生エヴァがギター,ベース,ドラム,キーボードのメンバーを集めてバンドを組み、ライブでアニソンを演奏しようとする物語。とっても王道な展開の話で昔のJUMP漫画みたいで楽しかったw弦人のうじうじがイライラしまくった所もあるが、エヴァの明るさにつられて楽しくなる話だった。知らないアニソンもあったけど、知ってるアニソンが頭の中で流れてながら読めたw好きなのは化物語のED曲、supercellの「君の知らない物語」。名前が出て来ただけじゃなく演奏して欲しかった。→2013/04/03
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
36
日本には八百万の神様がいると言われている。――だからきっと、アニソンの神様だっているはずだ。 いやはや……これはすごい、完全に夢中になって読んでしまいました。 ストーリー的には意外性も目新しさもないのに、魅力的なキャラクターと軽快なテンポが物語をぐいぐい引っ張っていく真っ直ぐ全力な青春物語、これぞまさにライトノベル! ドイツからやってきたアニソン大好き少女が巻き起こす、すべてのアニソン好きにおくるバンドもの小説の傑作です。 続編も出てるようなので、ぜひとも続きを読んでみたいです (o≧▽゜)o2013/10/24
shin
31
アニソンを愛するドイツからの留学生エヴァが、アニソンバンドを結成し学祭ライブを目指すお話。変化や困難も含めまっすぐに駆け抜けた感じで、読後の気持ち良さが心に残ります。弦人がエヴァの歌をきっかけにかつて聴いたアニソンと向き合った所では、初めて2番を聞いた新鮮さや時を経たからこそ分かる発見等、自分が久しぶりにアニソンに触れた時の感情が言葉で表れていて、ワクワクしたことを思い起こされたのが印象深いです。ライブシーンの5人の気持ちの重なりと、頭の中で再生されるButter-Flyの盛り上がりは最高でした。2012/09/24
星野流人
29
アニソン好きのアニソン好きによるアニソン好きのためのラノベ。日本のアニソンが大好きな外国人の少女が、日本に来てアニソンバンドを結成するお話。ライブシーンまでに大きな波乱があまり無いなど(小さなトラブルはあるのだが)ストーリー面では爆発力は無いものの、登場人物たちの心境の変化や葛藤などは上手く描かれていた。随所随所に実在するアニソンが登場するためそれらが脳内再生されるのが楽しい。特にライブシーンでの脳内の盛り上がりは最高。2012/09/13