宝島社文庫<br> 公開処刑人 森のくまさん

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宝島社文庫
公開処刑人 森のくまさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800200761
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、指弾されても仕方ない悪党ばかりで、ネットには犯人を支持する者まで出始めていた。一方、いじめに苦しみ、自殺を図ろうとした女子高生の前に、謎の男が現れ…。

著者等紹介

堀内公太郎[ホリウチコウタロウ]
1972年、3月生まれ、三重県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として『公開処刑人 森のくまさん』でデビュー。現在は翻訳会社に勤務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

439
読んだ・・・というのが感想というところですが、「嫉妬と自己愛(佐藤優)」で“小説はその時代の反映”という事が言及されていたことを思い出し、“森のくまさん”は当にSNS時代が生み出した1つの怪物だったのではないかと思いました(これは“森のくまさん”自身も述べています)。つまり本書はSNSの現代はこのような怪物を生み出す十分な余地があるという一種の警告でもあるのではないかと思いました。2017/09/09

ちょこまーぶる

383
本のタイトルとは裏腹にドキドキした状態で読み進めた一冊でした。確かに、犯罪者に対して世直しの意味で命を奪う事で懲罰を下し、その行為自体を正当化すると言うのは、現代版「必殺仕置人」のように思えるが、今の時代に実際に現れてみると狂気の沙汰としか思えない。そして、この森のくまさんは自分の欲望の方棒をいじめを受けていた女子高生に担がせると言う卑劣な道連れは頂けない。読み終えて、つくづく現代社会型の犯罪モデルかもしれないと思えた。それにしても、SK化粧品の社長が処刑対象で無いのに、登場させる意味があるのかとあるの?2014/06/24

そる

326
読みやすくておもしろかったが途中で展開が読めた。悪いやつを成敗するヒーロー、なんて言ってるけど所詮は殺人犯でお前が一番悪いやつ、って感じだった。その悪さに影響されて手を貸した女子高生達も悪くなっていくし結構救いがない悪いやつばっか。世の中こんな人ばっかじゃ誰も信用できないよ、悲しい。名前のトリックは鮮やかに騙された!「「努力もしないくせに、自分を大きく見せようなんて滑稽だわ」」「「よく分かってるじゃないか。僕はね、選ばれた人間なんだよ。正義に基づいて人を裁くことが許された人間、つまり神に近い存在なんだ」」2019/06/03

nobby

325
タイトルに惹かれて。薄い『デスノート』と軽めの『悪の教典』なテイストで一気に読みました。森のくまさんが誰なのかは分かったけど、何故『森のくまさん』だったのか、アナグラムな導きにはなるほど!アメリカ民謡の訳にもう少し謎があるのかと思いきや、そうでもなく…終わり方不気味でしたが、続きあるのかなぁ。2013/02/14

た〜

312
なかなか良い感じにエグい。森のくまさんの正体についてはいささかわかりやすすぎる気もするが、それは細事でしょう。ところで結局SK事件と本編との繋がりが最後まで見えないんですけど2015/06/24

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