内容説明
不調の原因は“食べ過ぎ”だったリック吉村戦、意外とお手ごろ！？世界チャンピオンベルトのお値段は約３０００ドル、大手メーカーから物品提供を受けるために電話をかけて直談判、世紀の一戦、坂本博之との死闘の舞台裏ほか、元２階級制覇の世界王者の今だからこそ語れる秘話満載。
目次
１章 ボクサーとお金
２章 「世界チャンピオン」誕生秘話
３章 カラダをいじめ抜く「ボクサー」
４章 リングの秘密
５章 「世界チャンピオン」の実態
６章 ボクサーと女
７章 理想の引き際
著者等紹介
畑山隆則［ハタケヤマタカノリ］
１９７５年青森県青森市生まれ。甲子園を目指し高校野球の名門・青森山田高校に進学するも中退し、ボクシングの世界王者を夢見て上京。デビュー後は１１連続ＫＯ勝ち（史上３番目）を含む２３戦無敗で１９９８年９月ＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルを獲得。２０００年６月にはＷＢＡ世界ライト級タイトルも獲得し２階級制覇を達成。現役引退後は映画、バラエティで活躍。また、ボクシングジム「竹原慎二＆畑山隆則のボクサ・フィットネス・ジム」経営、「麺一筋」や「麺場隆二」などのラーメン店経営など、マルチに仕事をこなしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みゆき
18
強くてカッコよくて華がある。私が唯一好きなボクサー。「秘策はありません。僕はアゴが弱いから。僕は彼ほどパンチがない。だから勝てるんですよ」対 坂本戦を前にした名言を思い出しながら読んだ。自分の弱点さえも力に変えるメンタルの強さ。こんなボクサーは彼だけだ。「絶対に世界チャンピョンになる」、そう心に決めて青森から飛び出した畑のぶっちゃけ話。裏話満載で楽しめた。計量の〝最後のひと絞り〟→ 会場へ行く車の中で、ビニール袋片手にひたすら唾を出す。１時間あたりマイナス200グラムとは！凄まじい世界である。2024/03/13
3939タスタク
8
ぶっちゃけ話と銘打っているものの、思った程ぶっちゃけて無い感は否めないと思う。とは云いながらも、ファイトマネーの話なんかは詳しく知らなかった話なので、なかなか興味深かったです。王者たる者ベルトの価値を下げてはいけないと云う件は、某亀さん兄弟への皮肉と受け取りました。とはいえ、再び日本人世界チャンプが増えている昨今、魅力的な選手も増えている事も事実ですから、出来るだけTVでの世界戦中継の際には観戦してみようかな。2013/01/27
しじみ
1
★★★☆☆ 「ぶっちゃけ話」という衝撃的な本のタイトル、帯に書かれている衝撃的な逸話、しかしそれ以上のものを期待すると、ちょっとがっかりするかも。正直「ぶっちゃけた話」と思ったのはほとんど帯に書かれているものだった感じ。そのかわり「ボクシングを観てみたい」「ボクシングをやってみたい」という人には非常にわかりやすく「ボクシングについて（ジムの選び方、練習方法、デビュー、階級、減量についてなどなど）」が意外にしっかりと書かれている。本のタイトルを変えたほうがいいんじゃないかなと思った。2012/12/19
ジョイフル
0
ファイトマネーの具体的な額が出てくるのは珍しい。 2017/09/28
Tsukasa
0
★1 う～ん、読むのに30分かからないです。それなりにボクシング界の裏話は知れますけど、それ以上でもなければそれ以下でもないです。2013/09/28
