感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
64
10巻シリーズの2 銀河帝国側が全員ドイツ名前なのは、女性受けを狙うならフランスかイタリア、と言われたから天邪鬼的に、ということらしい。 キルヒアイス、て印象的な名前(第一次世界大戦ドイツの武装帆船、海鷲号の機関長の名)2021/10/05
ひめありす@灯れ松明の火
41
うっかりとこの巻のオチを先に教えてもらってしまって、小さくフルフルフル―っとなってしまいましたが、読み終わりました。この苛烈極める天才たちの中のバランサー、穏やかな秀才だった彼。巻末にあったように元々短い巻数での完結が予定されていたための、早めの御退場となったようですが、もしもう少し長生きしていたとしても何らかのミスをして(それはきっと人道的な対処が原因だと思う)蟄居かご自害か、どちらかを選ばされていたんじゃないかと思います。でも、一人になってしまった彼は更に危うすぎて、もう見ていられない。読むけれどね。2018/09/30
ちゃちゃ
11
あああー!!まだ2巻なのに!確かにこういう展開も心配していたが、いろんな意味で、まだ2巻なのに!です。かわいそうなラインハルト。そして、かわいそうなヤン。あまりのショックに、あと8冊読めるか心配になってきた。2020/05/13
中島直人
6
(図書館)読了2019/11/23
たかし
4
内乱編とでもいうべき感じで,帝国も同盟がぶつかるというより,双方が内部の敵と戦う巻。キルヒアイスが消える前の蝋燭かと思えるくらいの大活躍をしていく。活躍時期が短いので,過大評価なのではないかと思えていたが,60戦して無敗というのならば確かに功績はミッターマイヤーやロイエンタールを凌ぐという言うべきか。あと,この巻で扱ってるヴェスターラント核攻撃について。この話,アニメや藤崎竜の漫画版では改変されているようなのだが,下手に改変するより,この小説版そのままがいいかな,と思うのだ。2019/07/20