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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
26
夏目漱石のもとに集まる、未来の文豪たちのハナシ。芥川龍之介と久米正雄が、はじめて夏目先生の「木曜会」に加わるところからはじまる。ちょっと後ろ向きな芥川と、表情がわかりにくくてちょっと不思議な内田百けんが、メインで描かれているしとても興味深いキャラクターでした。2015/03/21
しましまこ
21
「木曜日午後三時からを面会日に致す」まだ先生じゃない頃の百閒先生買い。夏目漱石宅に集う若手小説家達のお話。とにかく百閒先生のへの字口がキュート!可愛くて可愛くて!龍之介くんは純情可憐?楽しいな~♪2015/02/28
akihiko810/アカウント移行中
16
古本コミック。弟子たちが夏目漱石の木曜会に集まるお話。まだ学生の久米正雄と芥川龍之介が初めて漱石山房を訪れるところから始まる。内田百閒が主役格に据えられている。 漱石漫画なので読んだ。木曜会で文豪たちがゆるゆると「特別な日常」を過ごす。漱石はややおっとり大人しいおじさまで、本当はもっと神経質な人物だと思われるが、ゆったりした雰囲気は良い2020/06/03
すぎの
16
東京早稲田の漱石山房、週に一度の面会日を鈴木三重吉が名付けた“木曜会”。学生時代の久米正雄・芥川龍之介が初めて門を叩く第一巻は、内田百閒メインなのが嬉しい(旦那ももっと笑った方がいいというタバコ屋の助言で、二本指で口角をあげ笑ったつもりでいるのが可愛い)。歌舞伎役者・中村吉右衛門が訪ねてきた話が好き(漱石は歌舞伎に興味がなかったらしい)。借金まみれのダメ男——漱石の死後、譲り受けた遺品のほとんどを売り払って金の工面をしたという——、百閒先生が存外すてきなのが、ちょっとイメージと違った(よい意味です)。2015/03/14
黒猫
14
夏目漱石の門下生達が木曜日に集う木曜会。そこを舞台に若かりし頃の文豪達が過ごす日常を描いた作品。ゆったりと賑やかに時間を過ごす雰囲気、好きだなぁ。所々ニヤリとしてしまうシーンもあり。そして内田百閒の不器用な感じが良い!無表情だけどちゃんと感情が伝わってくる感じが凄く好き!!最後は芥川龍之介の『鼻』の完成。何気ない日常から作品が完成するんだなぁ。これはこれからも応援したい漫画です!次回も楽しみに待ちます。2015/02/18
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