出版社内容情報
狩りの名人のオオカマキリは、セミやカエル、トカゲだって捕食、正に草むらの王者です。でも、生まれた時はとても小さく、生き残るのも一苦労…。そんな波瀾万丈なオオカマキリの一生描いた絵本。随所に入っている豆知識も必見。
【目次】
内容説明
ちいさいときは てきが いっぱいで とっても たいへんだけど、おとなに なったら、だいじょうぶ。かりの めいじん おおかまきりに かなうものなど いやしない!…と おもったけれど、じつは まだまだ きけん あり?!
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
名古屋市生まれ。プチ生物研究家・児童文学作家。身近な生き物の飼育や観察にもとづく作品を発表
サトウマサノリ[サトウマサノリ]
福島県相馬市生まれ。武蔵野美術大学卒。絵本作家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。 おおかまきりのリアル絵本、熾烈な生存競争に打ち勝って、目の前に現れるかと思うと感動します。残念ながら、今年は我が家の庭をおおかまきりは、訪れませんでした。 https://www.bunendo-online.com/product/detail/97847999057082025/10/26
定年(還暦)の雨巫女。
10
《本屋》小さい頃、カマキリの卵を学校の机に入れているのを忘れたら、孵化して先生に怒られたのを、思い出した。2025/08/16
snoopymints♪
4
リアルな昆虫絵本。おおかまきりの成長をリアルなイラストで詳しく解説しています。かまきりのお食事シーンや、逆にかまきりたちが敵のトカゲや蜘蛛、カエルに食べられてしまうシーンもリアル…。トカゲに上半分齧られていたり。すずめに齧られて頭がない姿も。このリアルさに、こどもは惹かれるのかも。2025/10/12
遠い日
2
シリーズ6。大好きな昆虫のシリーズです。今度はオオカマキリ。孵化から成虫まで、その生態を具に描きます。自然の世界は捕食関係がはっきりしていて、すぐそこにいつでも死が待っている。命のループが見える。生き残って成長できる個体はほんのわずか。だからこそ彼らの姿は尊いものにさえ見えるのです。2025/11/09
たくさん
2
かまきりって成長すると強い感じがするから弱さをあまり普段思わないけれど、成長物語としては面白い素材なんだろうな。オスは食べられる交尾の際っていう印象も多いけど、そうでない場合も多いよって解説があって安心。いや、人間も上等な女性と交尾をすれば成功者として消えて死んでくれれば僕もチャンスが回ってくるというのに。不公平極まりない世の中。新浪いいなあ。2025/09/06
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