出版社内容情報
ホタルの一般的なイメージ「清流で夜、静かにまたたいている」とは、裏腹に、実は、ホタルの大部分は陸にすんでいる!? そんな豆知識も入れながら、食べたり食べられたりの波乱万丈なホタルの一生をダイナミックに描いた絵本です。
内容説明
ほーほーほたる、ほたるこい。なつのよぞらをひかりでいろどるほたる。ゆうがにみえるけど、なかなかいろいろたいへんで…。にんげんのしらないむしたちのドラマ。
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
名古屋市生まれ。プチ生物研究家・児童文学作家。身近な生き物の飼育や観察にもとづく作品を発表
サトウマサノリ[サトウマサノリ]
福島県相馬市生まれ。武蔵野美術大学卒。絵本作家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
ホタルを見る機会がめっきりと少なくなりました。 それだけに、絵本とはいえここに描かれたホタルにとても癒しを感じました。 と同時に、いきなり現れたクモに、ホタルが生きることの大変さを痛感しました。 ホタルは種類によって飛び方も、棲息する場所も違うことを知りました。 ホタルにやさしい自然の復活を祈ります。2024/08/23
喪中の雨巫女。
8
《本屋》蛍の事がよくわかる絵本。久しぶり蛍見たくなりました。2024/06/17
遠い日
8
もう何十年もホタルを見ていません。子どもの頃はど田舎で育ったので毎夏、蛍を取りに行きました。でも、夜のことなので必ず大人といっしょ。蜘蛛の巣に引っかかってしまった蛍がまた別の蛍を引き寄せてしまうという悲劇、初めて知りました。ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種はそれぞれ飛びかたが違うそうだ。子どもの頃見た蛍の光の動きは、わたしの記憶ではふわぁ〜と揺れるように飛んでいたのでゲンジボタルだったのかな?2024/05/19
たくさん
2
蛍のいる風景。蛍の生態の解説が入り混じって夏の前の空気季節感をとても感じられる本。文章量もそこそこあるけれど、一枚一枚の絵の迫力と存在感が結構残るので文章をゆっくり読む間にも風景が残ってくる。空気感季節感をしっかり感じれるおすすめの本になると思います。 2024/08/27
はる熊猫
2
ゲンジボタルの成虫の寿命10日って、本当に短い。人間の光は、蛍にとって脅威。蛍の種類によってとび方が違うことを知った。2024/05/10
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