出版社内容情報
学校で拾ったえんぴつから、いきなり現れた、へんてこなやつ。
だれ? え? つくも神? えんぴつに憑いてる?!
冗談じゃない、そんな不気味なもの、ぜったい、関わりたくない!
と思ったけれど……
内容説明
え?えんぴつの妖怪?なにそれ?妖怪ちゃうわ。つくも神や!ユーモアたっぷりニューヒーロー誕生!???読めば笑顔になる本。
著者等紹介
あんずゆき[アンズユキ]
広島県広島市生まれ。日本児童文学者協会会員
たごもりのりこ[タゴモリノリコ]
東京都品川区生まれ。図書館員、骨董業を経て絵本作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
読み友さんの感想を読んで。創立一世紀以上の小学校に通う女の子が、ある日鉛筆を拾ったら…。という楽しい学校ドタバタ物語、ホラーテイストといったところでしょうか。他の子たちも色々つくもアイテムをゲットするのかしら…( ̄m ̄〃)ぷぷっ!2023/07/26
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
24
えんぴつの付喪神と小学生女の子の楽しい学校生活が描かれた児童書。なかなか面白かった!SDGsの取り組みも出てきて、さすが最近新しく出版された本だなぁ。 挿し絵のえんぴつ付喪神、もうちょっとだけかわいくなったらもっと良かったかな〜。手が凍傷みたいで怖いんだ…2023/04/07
こゆ
9
小4、一人読み。鉛筆の付喪神の話のようだけど、息子は付喪神がわからないまま読了。わからないなら質問してほしい…。「モノが喋る系の話ってだいたい関西弁やな」とのこと。確かに村上しいこさんのわがままおやすみシリーズもそうだったもんね(;'∀')2023/06/09
遠い日
6
鉛筆の付喪神というのが、ちょっと斬新できもかわいいのです。なぜか関西弁でしゃべくる鉛筆のぴっちゃん。エリカは関わりたくないと思うけれど、拾ってしまったのが運の尽き。なんだかんだとつきまとわれて、おまけになんだか操縦されているような……。クラスメイトに打ち明けざるを得なくなって、一層ややこしいことになる。気はいいやつなんだけれど、めんどくさいぴっちゃん。忘れられたモノ、使われなくなったモノの気持ちが少し切なく迫ります。2023/03/11
らんどるる
1
児童書。2022年の本だけあって、SDGsも出てくる。9話。えんぴつに着いているつくも神。関西弁で楽しい。学校の備品室にあるものの処分。こんな風に出来たらいい。2023/03/30