出版社内容情報
おねえちゃんを、カンカンにおこらせてしまっためぐちゃんの前に、とつぜんバスがあらわれました。
運転手は大きなクマ。「乗ってください」の言葉にさそわれて、思わずバスに乗ってしまいます。
バスの乗客は、友達に本を返し忘れている子ネコとお母さんとの約束をやぶってしまった子リスたち。
バスは、それぞれ「ごめんね」を言わなければならない相手の家で、止まります。
みんな、うまく「ごめんね」が言えるでしょうか。
内容説明
めぐちゃんはおねえちゃんをおこらせてしまいました。どうしよう…そこにやってきたバスには…。
著者等紹介
むらかみさおり[ムラカミサオリ]
北海道生まれ。イラストレーター。札幌大谷短期大学専攻科美術修了後、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。2004年、第2回月刊MOE絵本イラスト大賞佳作受賞。2008年、イラストレーション第160回「ザ・チョイス」山口晃・選、第208回宮古美智代・選でそれぞれ入選。2013年、第16回岡本太郎現代芸術賞入選。絵本デビュー作『あめかっぱ』(偕成社)で第13回MOE絵本屋さん大賞新人賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
むらかみさおり、2作目です。啓蒙絵本ですが、絵が大変美しい絵本でした。皆がこのバス🚌に乗って素直に謝れば、上手く行くんでしょうけどね・・・ ごめんね、ごめんね! https://common.bunkei.co.jp/books/4230.html2022/04/05
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
言いたいのに言えない事は子供でなくても大人でもよくある。大人の方が意固地になって言えない事は多そうだが。そんな時に、そっと背中を押してくれるこんなクマさんがいたらいいなぁ~。2023/04/15
anne@灯れ松明の火
32
「あめかっぱ」が良かったので、この2作目も読みたかった。図書館に行くたびにチェックするが貸出中。やっと出会えた♪ 今回も、前作同様、緑が美しい表紙。お姉ちゃんを怒らせてしまい、困っているめぐちゃんの前に、突然現れたドア。開けてみると、大きなクマ! クマが運転するバスは「ごめんね行き」。ごめんねが言えないネコ、リス、めぐちゃんがお客。動物、子どもの表情が豊かで、気持ちがすごく伝わってくる。言いたいのに言えないごめんね。こんなバスがあれば、大人も乗りたい。そっと背中を押してくれるクマの運転手さんが素敵♪2022/09/07
どあら
28
図書館で借りて読了。くまの運転手さんが背中を押してくれるのは心強いです。2022/09/15
くぅ
23
なかなかごめんねは言うのが難しいよね。大人でも素直にごめんができない人が多いもの。でも言わないと益々言いづらくなるし、言わないために誤魔化したり嘘をつくと益々おさまらない。大丈夫だから謝ってごらん!と優しく背中を押す絵本。(今日から5歳!)2022/05/07
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