出版社内容情報
のんびりやの、かたつむりのマイマイは、いつもいそがしく飛びまわるハチドリのことが心配で、ハチドリのあとをついて歩きます。そんなマイマイを、ハチドリは鬱陶しく感じ、いつも邪険にしていましたが、ある日……。
内容説明
「あんまりがんばりすぎると、つかれちゃいますよ」のんびりやのマイマイは、いつもいそがしくとびまわるハチドリのことがしんぱいです。安東みきえと降矢ななが贈る心の奥に響く絵本!
著者等紹介
安東みきえ[アンドウミキエ]
山梨県生まれ。1994年、「ふゆのひだまり」で“小さな童話”大賞(毎日新聞社主催)で大賞と、「いただきます」で同選者賞今江祥智賞を受賞。『天のシーソー』(理論社)で第11回椋鳩十児童文学賞を受賞。『満月の娘たち』(講談社)で第56回野間児童文芸賞、『夜叉神川』(講談社)で第62回日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリストを受賞
降矢なな[フリヤナナ]
東京都生まれ。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。スロヴァキア共和国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
72
心に染み入る絵本📘せっかちなハチドリは時間を気にして焦ってばかりで、ノロノロの~んびりと動くカタツムリの大切なアドバイスを理解しようとしなかった😿焦ってばかりいると、心がどこかに置いてけぼり。ゆったりとした時間は本当に大切ですね😊🐌😊2025/05/17
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
空を飛ぶハチドリと、地面を這うマイマイ。性格も行動も違う二人。人生は一度きりだから生き方は自由だけれど、自分の心の中を顧みて、心を見失っていないか考えることも大事だと教えてくれた。せっかちな自分にとても響いた。字の如く、忙しい時ほど心が失くしやすい、気を付けよう。安東みきえさんの本の中で一番好き。降矢ななさんの絵も素敵だった。2024/11/20
anne@灯れ松明の火
31
新着棚で。安東さん、降矢さん、おふたりに惹かれて。のんびりやの、かたつむりのマイマイと忙しく飛びまわるハチドリ。対照的なふたりを配し、それぞれの想い、気づきを描き出す。安東さんの心にしみる話を、降矢さんの美しい絵が、より素晴らしいものにしている。月初めに読了したが、今日、敬老会で読んだので、9/29で登録。皆さん、じっくり聞いてくださり、嬉しかった。時間がなく、感想をきけなかったのは残念。8:252024/09/29
ふう
16
身近なハチドリタイプが反面教師になったのか、マイマイの素質は自覚しているが、単にどんくさいだけで自分を見つめたりものを考えたりしてないんじゃないかな、と自省。美しい絵も良かった。2025/06/27
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
13
マイマイが目を殻の中に引っ込めるのは、自分を見つめるため。そうね、外ばっかり見てたら、自分が何かわかんなくなっちゃうのかもね。忙しなく羽ばたいていることで、蜜は見付けられても、蜜以外のものが見えなくなっちゃうのかもね、ハチドリさん。2025/08/31
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