内容説明
ブルドッグたんていにとけないなぞはありません。このみみ、このはな、このめがあれば、どんなじけんでも、かいけつします。そらにほしがなくなってしまったら…。このよにきぼうがなくなってしまったら…。そんな世界のはなしです。
著者等紹介
谷口智則[タニグチトモノリ]
1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。絵本『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビュー。その後、フランスの出版社Le patit lezard社より刊行した絵本『CACHE CACHE』をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。以降絵本の世界にとどまらず、テレビ、雑誌、企業広告、商品パッケージ、店舗デザインなどあらゆるメディアで活躍の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
90
飄々として愛嬌のあるブルドッグたんてい。自慢の鼻と耳を使って消えた夜空の星を探すことに。何故星が消えたのか…。ブルドッグたんていグッジョブ👍ラストもほのぼの優しい。これでさみしくないね。2019/09/21
紫 綺
78
味のある絵、夢のあるお話、心がほんわり明るくなる。またブルがかわいいんだ‼2018/05/13
nakanaka
72
探偵事務所を開くブルドックが空に星が無くなって困っているという匿名の依頼を受けます。この謎を解き明かすべく一人行動を起こすという内容。読んでいて感じたのはおしり探偵と若干似ているということ。怪しい点を見つけた際の 「におう」などのセリフがそうなのですが犬なので納得。この作品は絵に特徴がありシュールな世界観が魅力的だと感じました。2018/05/18
とよぽん
31
読友さんのレビューを読んで、図書館に予約。私の住む県や市は、図書館が通常通りに開館しているので本当にうれしい。谷口智則さんの絵本を初めて読んだ。言葉の響きが心地よく、絵も素敵。そしてブルドッグたんていが味のあるキャラクターで楽しめた。2020/03/03
春が来た
30
もう二度と口を聞いてくれなくなるんじゃないかと思うくらいの母VS子三人で行われた口喧嘩。静まり返った部屋の中。そこに空気を読まないインターフォンが鳴る。突如ハマり、ネット注文していた2冊の絵本が届く。みんなで無言で回し読み!2冊を読み終わる頃、不思議なことに会話が戻った。「なにこれ、この絵かわいい!」「さっきのうさぎとさるじゃん!」絵本っていいね。突如ハマった絵本の作者、その名は谷口智則。味のある表情の動物たちと心温まるストーリー。ベストタイミングで我が家に届いた。☆喧嘩しても仲直りして過ごせますように☆2020/11/26