出版社内容情報
憲法そのものや、改正問題にも焦点を当て、中学生に考えてもらうシリーズ。3巻は暮らしと密接に関わる憲法を過去の判例を軸に説明。
谷口真由美[タニグチマユミ]
法学者。大阪国際大学准教授。(公財)世界人権問題研究センター研究第4部(女性の人権)部長。「全日本おばちゃん党」代表代行。小1から高1までの多感な時期、花園ラグビー場の中で、マッチョな男の中で揉まれて育つ。専門分野は国際人権法、ジェンダー法など。大阪大学では講師として、憲法の授業も担当し「DJマユミの恋愛相談」で人気を博している。著書に『新・資料で考える憲法』(共編著、法律文化社)、『リプロダクティブ・ライツとリプロダクティブ・ヘルス』(信山社)、『レクチャー ジェンダー法』(共著、法律文化社)など。
目次
くらしのなかの憲法
憲法はどこにあるの?―憲法とわたしたちのかかわり
事例で探る日本国憲法の論点 憲法第9条についての事例
人権はだれのものか?―人権の享有主体
表現の自由とはなにか―精神的自由権
健康で文化的な最低限度の生活―生存権
夫婦別姓をめぐる問題―家族生活における両性の平等
国旗と国歌の問題―思想・良心の自由
死刑が合憲かどうか―公務員による拷問や残虐な刑罰の禁止
1票の格差問題―法の下の平等
裁判員に選ばれたら―奴隷的拘束・苦役からの自由
憲法と宗教についての事例
憲法と条約
著者等紹介
谷口真由美[タニグチマユミ]
大阪国際大学准教授。1975年生まれ。大阪府大阪市出身。国際人権法、ジェンダー法などが専門分野。非常勤講師を務める大阪大学での「日本国憲法」講義が人気で、一般教養科目約1000科目の中から学生の投票で選ばれる“ベストティーチャー賞”こと「共通教育賞」を4度受賞。新聞、TV、ラジオなどでも憲法、政治、人権などについて語るコメンテーターとして活躍。2012年にはFacebook上で女性グループ「全日本おばちゃん党」を立ち上げ、代表代行を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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