出版社内容情報
憲法そのものや、改正問題にも焦点を当て、中学生に考えてもらうシリーズ。1巻目は「日本国憲法」を正面から捉える。
谷口真由美[タニグチマユミ]
法学者。大阪国際大学准教授。(公財)世界人権問題研究センター研究第4部(女性の人権)部長。「全日本おばちゃん党」代表代行。小1から高1までの多感な時期、花園ラグビー場の中で、マッチョな男の中で揉まれて育つ。専門分野は国際人権法、ジェンダー法など。大阪大学では講師として、憲法の授業も担当し「DJマユミの恋愛相談」で人気を博している。著書に『新・資料で考える憲法』(共編著、法律文化社)、『リプロダクティブ・ライツとリプロダクティブ・ヘルス』(信山社)、『レクチャー ジェンダー法』(共著、法律文化社)など。
目次
憲法とはなにか 「憲法」ってなんだろう?―憲法と国家
憲法はどのようにつくられたか 日本国憲法はどのようにしてできたか―第二次世界大戦と日本の再出発
日本国憲法ではなにを定めているのか 前文―日本国憲法前文
天皇―天皇の地位と国事行為(第1条~第8条)
戦争の放棄―平和主義(第9条)
国民の権利および義務―基本的人権、公共の福祉、国民の義務(第10条~第40条)
国会―三権分立と二院制、法律案の審議(第41条~第64条)
内閣―内閣と行政(第65条~第75条)
司法―司法の役割(第76条~第82条)
財政―国の財政と税金(第83条~第91条)
地方自治―地方自治の現状(第92条~第95条)
改正―憲法の改正(第96条)
最高法規―憲法尊重擁護の義務(第97条~第99条)
著者等紹介
谷口真由美[タニグチマユミ]
大阪国際大学准教授。1975年生まれ。大阪府大阪市出身。国際人権法、ジェンダー法などが専門分野。非常勤講師を務める大阪大学での「日本国憲法」講義が人気で、一般教養科目約1000科目の中から学生の投票で選ばれる“ベストティーチャー賞”こと「共通教育賞」を4度受賞。新聞、TV、ラジオなどでも憲法、政治、人権などについて語るコメンテーターとして活躍。2012年にはFacebook上で女性グループ「全日本おばちゃん党」を立ち上げ、代表代行を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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