内容説明
あなたの人生を歌に。今こそ知りたい演歌の世界。「艶歌」「怨歌」「遠歌」…あなたの書きたい「演歌」が書ける。「故郷」「北国」「男と女」…演歌の定番の「なぜ」がわかる。ポップスとの比較で演歌が見えてくる!現代ならではの演歌作詞術。
目次
序章 演歌の作詞の心構え
第1章 演歌の成り立ちを知る
第2章 演歌の歴史まとめ
第3章 演歌の形式的な特徴を知る
第4章 演歌の歌詞の内容的な特徴を知る
第5章 演歌のプロットを理解する
第6章 演歌の歌詞を実際に書いてみる
第7章 演歌の歌詞を推敲する
第8章 その他の表現技法
著者等紹介
昆真由美[コンマユミ]
作詞家/作詞講師。立教大学社会学部社会学科卒業後、会社員として働きつつビクター音楽カレッジを修了。歌詞コンペに参加しながら作詞講師のキャリアを積む。メジャー初提供作品はチャン・グンソク「淡い雪のように」(2015年)。現在も会社勤めの傍ら、作詞家、作詞講師として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たくさん
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まずのっけから歌詞とは何かで、訴える(訴ふ)という説があるということに心つかまれた。ざっくりと時代の移り変わりで演歌の定義の前に歌そのものの歴史時代背景を結構しっかりと長く説明してある。メロディの構成なんかもヨナ抜きのペンタトニックで曲を作れば大体演歌になるし3連符を使うのもらしさが出るというのもいい。あと、詞を書くプロットの重要性が絵で解説してあると真似して構成を考えやすいかも。ちょっと私もへたくそな歌詞なら書けそうな気がしてくる意欲を与えうる本です。例がめちゃ上手で自分が上手くなれる気分。2025/02/18
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- 和書
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