内容説明
「父が普通と違うことが分かってきました」父から息子への手紙からも読み取れる、家族だからわかる、バルトークの本当の姿とは。第二次大戦を契機に、祖国ハンガリーからアメリカへと渡り、時代に翻弄されつつもしっかり結ばれた家族の絆が見えてくる。息子が描くバルトークの後半生。
目次
第1章 幼い頃
第2章 住まい
第3章 ブダペスト1932~1940年
第4章 山歩き
第5章 アメリカ
第6章 民族音楽
第7章 音楽作品
第8章 どんな人?
書簡集 父ベーラから息子ペーテルへの手紙(ヨーロッパ;アメリカ)
著者等紹介
バルトーク,ペーテル[バルトーク,ペーテル] [Bart´ok,Peter]
ハンガリー名Bart´ok P´eter。1924年7月31日、ハンガリーのブダペスト市生まれ。作曲家ベーラ・バルトークの次男。少年時代に父のピアノ曲“ミクロコスモス”第1、2巻を献呈される。亡命した両親の後を追って42年に渡米し、45年に父親の最期を見取る。49年にバルトーク・レコーズを設立し、録音技師として父親の作品を中心とする高品質なレコードを世に送った。90年頃から父親の作品の改訂を数多く手掛ける。現在フロリダ州ホモサッサ市在住
村上泰裕[ムラカミヤスヒロ]
1962年、山形県米沢市生まれ。福島大学教育学部中学校課程英語科、京都大学教育学部教育心理学科卒業。89年から2010年まで山形県公立中学校教諭。現在バルトーク・レコーズ・ジャパン代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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