内容説明
仕組みがわかれば怖くない!シンセサイザーのすべてがこの1冊でわかる“音を選ぶ”から、“シンセサイザーで自分の音を作る”へ。
目次
シンセサイザーの前に―予備知識と周辺機器
音について―音を知ろう!
シンセサイザーまでの歴史―過去~現在まで
音源の分類と共通機能―音源方式とコントローラについて
減算方式―アナログ・シンセサイザーでおなじみ!
倍音加算方式―サイン波で音作り?
FM方式―音を揺らして音色作り
そのほかの変調方式―PD音源とウェーブシェーピング
サンプラーとグラニュラー・シンセシス―マイクで録ればすべて楽器?
PCM方式―この際、生音もらいます!〔ほか〕
著者等紹介
相原耕治[アイハラコウジ]
1967年生まれ。13才からシンセサイザーをはじめる。千葉県柏市立柏高等学校卒業。同校吹奏楽部(顧問:石田修一)で初のシンセサイザー・パートを担当。尚美短期大学音楽情報学科音響コース卒業。音響を故・若林駿介氏に師事。現在、サラウンド作品制作、MIDI検定講座、テルミン演奏、楽譜浄書、イベント・演奏会企画、演奏会スタッフなどで活動中。また幼稚園、学校などの公共施設で3D音響によるコンピュータとシンセサイザーのコンサートもおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たいそ
2
減算、加算、FM、PCM、グラニュラー、モデリング、といった各種音源方式の解説。どちらかというとシンセサイザーを使う人向けで、DIY 向けではない。最終章で紹介されている電子楽器はどれもおもしろそう。2013/06/29
Ishida the Brain Damaged
1
Falconというソフトシンセを買ったら、色々なシンセのタイプが利用できるのでその勉強用に読破。テルミンあたりから始まって、現在までの一通りのシンセの方式が説明されている。ギターシンセのところで、ギター型のコントローラーの方ではなく、音源本体の写真を載せるのはやはりシンセの人なんだと、ギタリスト上がりの俺は思った。2016/04/08
メガネねこ
1
★★★★☆ざーっとシンセサイザーをおさらい。構成もわかりやすく簡潔に纏まっていて良い。2015/06/30
マープル
1
子供の頃憧れだったシンセの入門書。基本から最新の製品情報にいたるまで薄く広くといった感じ。後半は商品紹介ばかりになるので、前半をなんども読むことが必要かと。具体的な音作りはやはり実際に触れてみないとわからない。2014/03/21
bibliophage
1
過去の記録が充実していて、非常にすばらしくいろいろと思い出させていただきました。今、これから、もっともっといろんなことに挑戦できるのでは、とわくわくさせれらます。2013/07/16