内容説明
足弱との結婚式を来年秋に控え、準備に余念がない今世王と、王族命の家臣団「灰色狼」。足弱は温かく、くすぐったい想いで日々を過ごしていた。そんな折、近隣のセイセツ国で「王室病」に似た病が発生。その病にオマエ草が効くとわかり、足弱はセイセツ国へ栽培に行くか迷う。一方、今世王は一時でも離れるのを惜しむものの、足弱の望むことは自由にさせてあげたいと考えるが…!?足弱の誠実、今世王の懐深さと激怒、灰色狼の献身。待望のオール書き下ろし続編は、黄金の花降る二人の結婚式に至るまでの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たろさ
8
とにかく、続きが読めることが嬉しい。どこの世界でも、人の欲の浅ましいこと。ここまで許されたなら、もう少しと力を奪おうとする。リシェの怒り爆発で、今更ながら唯一の足弱の存在の大切さを知る。キレたルシェをなだめ収められるのは足弱だけ。でも、それだけではなく、王族としても、危機的状況でレシェに変わって判断ができる足弱の力と成長を感じてることができことが嬉しく、結婚式は夢だったので、それもとても嬉しかった。何回読んでも、大好きなお話。2021/04/18
なお
6
異能がすごかった、使う機会が無い方が幸いだけど…つくづく神に近いのね、滅びゆく種…。とうとう結婚式、2人の心の寄りそう様、衣装、奇跡全てが美しい。夜着も営みもまだまだ新鮮に楽しめそうで(笑)灰色狼たちもほっと一息2023/03/06
よしざね
6
巻を増すごとにふたりが良い関係性になっている。初夜とか新婚とか今さらでは?と思いながら微笑ましい。 満足の4巻目。続くのかな?終わりなのかな?2021/10/04
つまこ
6
今世王の激怒がマジでこわかった……。でもみんなでお家に帰れてよかったね。まだまだ続きが読みたいので、のんびり待ちます。2021/03/06
おかめいんこ
5
何となく再読、1巻から読み直せばよかった(^◇^;)2021/12/19