内容説明
気性が激しいが大胆不敵(だいたんふてき)で、誰をも惹きつける三代目竜王スウワン。彼の元へ日本から降臨した運命の伴侶・龍聖は銀の剣のように凛として賢い青年だった。龍聖はスウワンのために、彼に嫌われるのも覚悟の上で、竜族の国造りのやり方を批判する。スウワンは龍聖の死もいとわぬ覚悟を感じ取り、激しい愛しさをこめて抱きしめながら、自分の力不足を痛感する…!二人が夫婦として強い絆で結ばれる裏で、竜を手に入れたいという人間の欲望の魔の手が忍び寄り、二人の間に生まれた卵に危機が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まふぃん
14
健気に国を作っていく龍聖。全体的に面白かったけど、悲劇的な事件には涙しました(涙)2018/12/04
cikorin06
10
今回の作品は読みやすいですねー。と思っていたらどんでん返しでどひぇー!な展開が待ち受けていて驚きました。飽きさせませんね。2019/07/20
ももちゃん
6
シリーズ⑦ 三代目スウワンのお話。竜王になってからもやんちゃでかわいかった〜笑 そしてヘタレ。照れたり焦ったりするとたまに大声になっちゃうのもかわいいw SSのロウワンの積み木の話もほっこりした。2023/05/07
せんく
4
竜王スウワンはちょっと個性的な、でも率直な性格で楽しい。3代目も後々に続く大事な提案が多くて、なのに悲しい事件もあって…。この二人の子があの性格になるのかと思うと4代目の話が待ち遠しい。2019/03/10
エミー
2
再読。シリーズ新刊が出ると遡って既刊本を読みたくなる。建国して間がない時代なので色々と制度が整っていなくて危なっかしいな〜と思いながら読んだ。2019/12/01