乙蜜ミルキィ文庫 悪魔伯爵の花嫁―白き乙女と赤い果実

月森 あいら【著】

リブレ（2014/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 299p／高さ 15cm
• 商品コード 9784799715727
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「言え。感じていると、私に聞かせろ」六人目の花嫁として、悪魔伯爵と呼ばれる男に嫁いだエイレーネは、死を覚悟していた。だが彼女を待っていたのは、完璧な美貌の伯爵・ルキニアスと溺れるほどの快楽。たえまなく与えられる甘美な責めに、エイレーネは激しく乱れるが、そんな彼女を見てルキニアスは苦しげな表情をする。恐ろしく思っていた男の心の奥を知りたくて、エイレーネは禁じられた部屋で彼の隠された過去を見つけてしまい…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

うーーんなほう。お耽美風なんですが、文章が徹しきれてないというか雰囲気がないというか物語に入り込めない。ヒロインは流され子さん。開けてはいけないと言われるドアを開けるお約束は忘れません。そしてみてはならぬものを見るところまでテンプレで。ヒーローは、語らぬ男。無気力なのか、ヤる事には熱心ですが他はみんなさぼってる。途中までTLらしく濡れ場なんですが、最後に怒涛のネタばらし。あんまりにも唐突すぎで全く意味が分からんかった。とってつけたようなという感じのラスト。そして、結構グロいシーン多め。地雷のかたご注意。

2017/10/10

[六花]

世界観が独特でちょっとお手上げ状態｡嫁いだ娘は皆殺されてしまったと噂される悪魔伯爵の六番目の花嫁となったﾋﾛｲﾝ｡出合って直ぐに「お前の魂の色を見せろ」「堕落しろ」と訳の分からない事を言い出すﾋｰﾛｰにおいてけぼりにされ､ていうか悪魔伯爵って比喩じゃなかったの!?と､衝撃の事実に私の許容範囲は軽く振り切れてしまいました｡　　　　

2016/01/27

[Haruharu]

★☆☆☆☆悪魔と呼ばれた伯爵に差し出された6人目の花嫁のヒロイン。う〜ん、途中まで読んだんだけどよくわからない、魂の色がどうの、5人目までの花嫁が死んでたりとか、それでいてエロシーンで絡んでばかり。斜め読みも諦めて途中でお終い。

2016/02/28

[ろびん]

★☆☆☆☆ストーリーがない。

2017/08/26

[ポコロン]

自分好みではないラストの展開が追い打ちをかけ、モヤっと読み終える