クロフネコミックス<br> 迷信話集うつつのほとり

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クロフネコミックス
迷信話集うつつのほとり

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  • サイズ コミック判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799713617
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ@いつも心に太陽を!

110
ほんわかとした気分になる一冊。帯にある「不思議が湧く泉」とか「村に伝わる迷信を解き明かす」とかいう文句からもっと不思議な話なのを期待していたけれど、これは都会から来た敬が田舎のことを知らなかっただけでとりたてて現実離れした不思議は何も起きない。あの言葉たちは彼にとっての「不思議」を意味していたらしい…そこだけちょっと肩透かしだったかな。でもこのお話の雰囲気は好きだし、敬の母さまがとっても好印象だった(*^∇^*)2013/10/20

1039kuri

93
敬ちゃんが健気に優しくって、弥七君が謎めいていて、お母さんがかなり気の毒でしたが、うまあくおさまって?ハッピーエンド。お母さんはきっとこれからも弥七君の心強い味方になってくれるはず。一つ一つのお話のタイトルが可愛くて、どれも気に入ってます。2013/09/10

那義乱丸

60
昭和の田舎の小さな里が舞台のほのぼのなお話。母の病気療養で村にやってきた少年・敬が純真で前向きでとても可愛らしかった。いわれなき偏見により村人に忌み嫌われる少年・弥七に対しても周りの風評に惑わされることなく己のまっすぐな目で見たままを信じて交流を重ね友情を育んでいく敬の強さに胸を打たれる。一話一話は短いけれどどれも心に染み入る温かさがあり癒された。そして敬の母の台詞で締められるラスト1ページがとても素敵。草間さんのフリーハンドで描かれた景色が大好きなので田舎の四季折々の風景もたっぷりで物語も絵も堪能した!2013/09/24

honoka

57
懐かしい気持ちでいっぱい。遠い記憶の彼方に確かにあった風景が呼び起こされる。偏見と人の醜さも垣間見れるのに、全てを育む自然の美しさが描かれている。秀逸。2014/06/17

ちゃりんこママ

48
昭和初期、母親の養生に伴い東京から村へ来た財閥の息子・敬と、身寄りのない寺男を勤める少年・弥七の友情。ほのぼのした田舎の情景に、迷信や偏見、大人の事情が絡むドラマ。昔の志賀直哉原作のモノクロ映画のような文学的な印象です。児童保護法も教育令もまだ無いが新しい息吹を感じていた、義理人情も厚かった、良い時代を彷彿させる。2014/10/07

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