内容説明
あの偉人が転機を迎えたのは何歳のとき?経験と知識を力に変えて、一歩踏み出すヒント。
目次
第1章 50代以降に花開いた偉人たち(アンリ・ファーブル(博物学者)
カール・マルクス(思想家)
安藤百福(実業家)
山中伸弥(医学者)
チャールズ・ブコウスキー(作家・詩人))
第2章 50代以降から新たな挑戦を始めた偉人たち(アインシュタイン(物理学者)
渋沢栄一(実業家)
トーマス・エジソン(発明家)
小林一三(経営者)
赤塚不二夫(漫画家))
第3章 50代以降に新ジャンルに挑んだ偉人たち(伊能忠敬(測量家)
ハインリヒ・シュリーマン(考古学者)
吉野裕子(民俗学者)
レイ・ロック(実業家)
小泉淳作(画家)
川田龍吉(実業家))
第4章 挫折をへて50代で道を切り拓いた偉人たち(サミュエル・モールス(画家、発明家)
山内溥(経営者)
ジュリア・チャイルド(シェフ))
著者等紹介
真山知幸[マヤマトモユキ]
伝記作家、偉人研究家、名言収集家。1979年、兵庫県生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業。上京後、業界誌出版社の編集長を経て、2020年から著述活動に専念。「東洋経済オンラインアワード2024」でロングランヒット賞を受賞。大学での講師活動やメディア出演を行うほか、YouTube「【偉人研究家】真山知幸チャンネル」でも発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
93
「遅咲きの人生には共通点があった!」ということで、共通点は何かなと思い手に取りました。ご本人達がどのように思われているかは知る由もありませんが、「年齢なんかは気にしなかった(=チャレンジに夢中で年齢を気にする暇がなかった)」のではないかと思いました。2025/05/13
D
44
なかなか芽が出なかった偉人たちの列伝。大きな苦労をしてそれを乗り越えているからこそ高く飛べることもある。自分はお酒が好きだけど、なんとなく樽のなかでの熟成を思い浮かべながら本を読むことができた。おもしろかった。2025/06/08
33 kouch
39
今、何の本読んでいるのだっけ?と錯覚を覚えるくらい遅咲き感がない。夢中になり何かを追う人には、本人も周囲も年齢なんてことは、論点に上がってこないのであろう。共通点として2点。皆「素直」であること、そして「今この瞬間を精一杯生きている」ということが上げられる。決して夢に耽っているわけではない。だから人生の過程において面白い化学反応を成し遂げている。見習いたい。2025/07/05
ひみーり
16
Audible。伝記本の色が強く長々とその登場人物の歴史が述べられており、そこから教訓めいた事を分析するという本ではないので、登場人物に関心がない読むのはキツイかな、でも面白く聞けましたけど。しかし世の中早熟の天才や成功している人は若い内から才覚が出ていると言われて、大器晩成型の人間を軽視しているきらいがあるような気がしてならない、この世は将棋界、いやあらゆる場所で年齢制限を設けていて大器晩成型の人が生きにくくなっている30代で将棋の魅力に取りつかれて実力があったとしても門戸が開かれていないのである2025/07/20
GELC
16
「今日が人生で一番若い日」「何かを始めるのに遅すぎることは無い」という言葉を胸に、歩み続けよう。経験、実績を積み重ねると、それを活かしたいとか、固執する気持ちが生まれてしまうことは避けがたいが、こだわり過ぎないことも必要かと感じた。あとは、失敗を方向転換の契機にできるかというマインドも重要。2025/06/29