内容説明
アルゴリズムが誘導する世界を「問う力」で切りひらく。編集工学に基づく知的創造のプロセス。AIが「答え」を出す時代に、思考の主導権を取り戻す。
目次
第1章 Loosening 「問い」の土壌をほぐす(「私」から自由になる―内面の準備;インターフェイスを柔らかく―接面の準備;縁側が必要だ―境界の準備)
第2章 Remixing 「問い」のタネを集める(見方が変われば、世界が変わる―意味の発見;情報は多面的―視点の切り替え;偶然を必然に―異質の取り込み)
第3章 Emerging 「問い」を発芽させる(見えない壁に穴をあける―未知との遭遇;無数の世界に誘われる―触発装置としての書物;リンキングネットワークの拡張へ―関係の発見)
第4章 Discovering 「問い」が結像する(アンラーンの探索―世界の再解釈;他にありえたかもしれない世界―内発する問い;仮説で突破する―新たな文脈へ)
第5章 「内発する問い」が世界を動かす(「問う」とはつまり何をしていることなのか;世界像が変容する―ベイトソンの「学習3」へ;暴走する世界の中で)
著者等紹介
安藤昭子[アンドウアキコ]
編集工学研究所・代表取締役社長。出版社で書籍編集や事業開発に従事した後、「イシス編集学校」にて松岡正剛に師事、「編集」の意味を大幅に捉え直す。これがきっかけとなり、2010年に編集工学研究所に入社。2021年に代表取締役社長に就任。企業の人材・組織開発や理念・ヴィジョン設計、教育プログラム開発や図書空間プロデュースなど、多領域にわたる課題解決や価値創造の方法を「編集工学」を用いて開発・支援している。「Hyper‐Editing Platform“AIDA”」プロデューサー、丸善雄松堂株式会社取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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