内容説明
体は本来、一〇〇年でも長持ちするものだ。食事、睡眠、運動、マインドまで。三〇〇年読み継がれる「健康」の大名著を現役医師が超訳。
目次
1 健康で長生きするための心がまえ
2 押さえておきたい養生の大原則
3 養生は食を通じた「食養生」から
4 酒は百薬の長、されど万病のもと
5 暮らしの中の養生の心がけ
6 弱ったときこそ養生に力を入れる
7 毎日を愛おしみつつ生きる
著者等紹介
貝原益軒[カイバラエキケン]
1630~1714。江戸時代前期から中期の儒学者、医師、本草家。名は篤信。1630(寛永7)年、筑前福岡藩士だった父の5男として生まれる。長崎で医学を修め、福岡藩に藩医として出仕。約10年間京都に派遣されて儒学を学び、各分野の学者と親交を結ぶ。帰藩後は儒学を講義する傍ら、医学、薬学、農学、歴史、地理、教育学、法律、算術、天文学など広い分野で、98部、247巻とされる膨大な著作を残した。幼少の頃に体が弱かったことから、書物ならびに身近な闘病経験者との対話を通じて養生の方法を学び、自ら実践しながら、よりよい養生術を模索した。最晩年まで健康で、82歳で代表作『養生訓』8巻を上梓したのち、1714(正徳4)年に83歳で死去した
奥田昌子[オクダマサコ]
京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人近くの診察/診療にあたる。海外医学書の翻訳もおこなう。「日本人の体質を踏まえた、日本人のための健康法」の探究をライフワークの一つと位置づけており、偉大な先人である貝原益軒の『養生訓』を繰り返し読み込んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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