超訳養生訓―病気にならない体をつくる

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超訳養生訓―病気にならない体をつくる

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  • サイズ A6判/ページ数 200p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784799329924
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0030

内容説明

体は本来、一〇〇年でも長持ちするものだ。食事、睡眠、運動、マインドまで。三〇〇年読み継がれる「健康」の大名著を現役医師が超訳。

目次

1 健康で長生きするための心がまえ
2 押さえておきたい養生の大原則
3 養生は食を通じた「食養生」から
4 酒は百薬の長、されど万病のもと
5 暮らしの中の養生の心がけ
6 弱ったときこそ養生に力を入れる
7 毎日を愛おしみつつ生きる

著者等紹介

貝原益軒[カイバラエキケン]
1630~1714。江戸時代前期から中期の儒学者、医師、本草家。名は篤信。1630(寛永7)年、筑前福岡藩士だった父の5男として生まれる。長崎で医学を修め、福岡藩に藩医として出仕。約10年間京都に派遣されて儒学を学び、各分野の学者と親交を結ぶ。帰藩後は儒学を講義する傍ら、医学、薬学、農学、歴史、地理、教育学、法律、算術、天文学など広い分野で、98部、247巻とされる膨大な著作を残した。幼少の頃に体が弱かったことから、書物ならびに身近な闘病経験者との対話を通じて養生の方法を学び、自ら実践しながら、よりよい養生術を模索した。最晩年まで健康で、82歳で代表作『養生訓』8巻を上梓したのち、1714(正徳4)年に83歳で死去した

奥田昌子[オクダマサコ]
京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人近くの診察/診療にあたる。海外医学書の翻訳もおこなう。「日本人の体質を踏まえた、日本人のための健康法」の探究をライフワークの一つと位置づけており、偉大な先人である貝原益軒の『養生訓』を繰り返し読み込んできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

54
図書館で見つけた本。最近、太り気味になってきた自戒も込めて借りました。欲が掻き立てられる誘惑が多い世で健康に過ごす腹八分、身体は程よく動かし、夜はよく眠り、心穏やかに過ごす事。空きっ腹に飲酒は危険な事、魚を生で食べる利点、深呼吸の重要性、便秘の治し方、炬燵で寝てはいけない理由など、身体の仕組みや栄養学などと照らし合わせると理に適っているものもあり、その普遍性に驚くばかり。また、積み重ねた養生の重要性は『百姓貴族⑧』での筋肉貯金の例を思い出しました。特に寝る前に足湯を奨める頁は是非、行おう。原典も読むぞ!2024/03/03

naobana2

9
読みやすい、わかりやすい。養生の入門によいです。2025/01/08

ギルダーツ

9
今までいわゆる健康本は何冊も読んできたので、特に目新しいことはなかったが、日本人は日本人にあった健康への取り組み方があるのだなぁって感じがした。日本人特有の胃腸の弱さなど。今後グローバル化が進んでも、時代の移り変わりが早くても、自分が生きている間くらいの時間軸ではこの考え方は変わらないだろうな。2024/04/06

7
約300年前に書かれた『養生訓』を現役医師が現代語訳と補足をしたエッセンシャル版。幼い頃に病弱な人だったほど、健康に気をつけるから長生きできるというのを聞いたことあったけど、その理由がわかったような…益軒先生が生きた江戸時代前期から中期は、人々の生活が豊かになっていった時代だったそうなので、ある意味現代に近いところもあったかと。特に「健康を過信するな」、「密度の濃い人生を楽しむ」が印象に残りました。2024/10/07

なーちゃま

4
その通りです!ハイ!スミマセン!と背筋を伸ばしてばかりの本。ゴメンナサイ!怠惰な自分です!と再自覚。著者がきちんと非科学的な部分を省いてくれているため、多少安心して読める。もう「食べ過ぎるな」その通りです。2024/05/21

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