ディスカヴァー携書<br> 発達性トラウマ―「生きづらさ」の正体

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ディスカヴァー携書
発達性トラウマ―「生きづらさ」の正体

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  • サイズ B40判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799329344
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0230

内容説明

人間関係がうまくいかない、ミスや不注意が多い、「自分が悪い」と思いがち、いつも何かしていないと落ち着かない、音や光、匂いが過剰に気になる―発達障害と似た症状は、“ストレス”が原因だった!フジテレビ、テレビ朝日ほか、メディアで話題の専門家が教える、今からできる克服の方法。パニック障害、うつ、依存症等に悩む方々にも。

目次

第1章 この「生きづらさ」とはどこから来るのか?(原因のわからない生きづらさ;トラウマについて書かれた本を読んでもピンとこない、自分ごととは思えない ほか)
第2章 トラウマをめぐる経糸と緯糸―“第四の発達障害”を生む発達性トラウマ(私は発達障害かも?;身近になった発達障害 ほか)
第3章 トラウマがもたらす“自己の喪失”と様々な症状(トラウマの本質は「自己の喪失」;ログインしていないスマートフォン ほか)
第4章 トラウマを理解する―ストレス障害、ハラスメントとしてのトラウマ(トラウマを「心の傷」として捉えない;トラウマとは「ストレス障害」である ほか)
第5章 トラウマを克服する(環境を調整する;身体(自律神経など)を回復する ほか)

著者等紹介

みきいちたろう[ミキイチタロウ]
三木一太朗。公認心理師。大阪生まれ、大阪大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。在学時よりカウンセリングに携わる。大学院修了後、大手電機メーカー、応用社会心理学研究所、大阪心理教育センターを経て、ブリーフセラピーカウンセリング・センター(B.C.C.)を設立。トラウマ、愛着障害、吃音などのケアを専門にカウンセリングを提供している。雑誌、テレビなどメディア掲載・出演も多く、テレビドラマの制作協力(医療監修)も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

77
失敗だった。知ってることしか書いてなかった。トラウマ治療を専門にしている心理士さんが書いた本。焦点を当てているのは複雑性PTSDだが、発達障害に見える人が実はネグレクトが原因のことがある(この辺は友田明美先生が詳しい)。でも発達障害ってPTSD起こしやすいから結構重複するよねと思ったけどそこは触れられず。その症状が先天的な過敏さからくるものか、後天的なものかの区別は実は付けにくいです。対処法は少し参考になるかも(神田橋処方とかマインドフルネスとか紹介してるだけだけど)。KindleUnlimited2024/06/04

しゅん

23
「トラウマ」を「心の傷」と考えるのはメタファーとして不適切で、「ストレス障害」と考えた方がよいという話が印象に残る。強いショックより持続的な心地悪さがトラウマとして残るケースは多く、その性質はむしろ「ストレス」である。症状の説明と解決法を説明しつつ、トラウマ研究の歴史にも踏み込んでいるのがよい。トラウマ研究は継続的なものではなく、注目と忘却を繰り返してきたこと。ヒステリー研究や愛着研究と合流して研究が進んだこと。精神治療は途上の医学であり、研究の経緯を知ることは重要に思う。2023/09/07

シンプルねこ(うみねこ)

14
どうしてこんなに生きづらいのってずっと思ってた。 いつの間にか精神的に病んでそれがよくなっても生きづらさは続いた。それで、ちょっと前からHSPや愛着障害、毒親、トラウマの本など読んだけど、いまいちすっきりしなかった。れが、この本を読んで全てが分かった気がした。正確に言うと、この本で全てが分かったわけではなく、いろいろ読んで知識が蓄積されて分かってきたんだと思う。これからは少しずつ自力で変えていこうと思う。2024/07/26

yunyon

13
PTSD、発達障害、トラウマ…、カテゴリーや区分けがいろいろあるのはともかく、やっぱり何より一番大事だと思うのは、今この瞬間、困ったり悩んだりしている人に救いがあること。心でも脳でも、投薬や行動療法を用いて、今ここにある苦しさから解放されて、生きづらさが軽くなるといいな。2025/07/01

せっかちーぬ

13
知識と支援の引き出し増やしのため。自分にも要素があり、生きづらいのはそのためか、とも思った。共感力が強いというよりは自分が無いため、すぐに意見や考えを持っていかれてしまう自分。ハラッサーでさえもいいところ探しをして、自分を落とし込んでしまう自分。渦巻くは自分の中の怒り。ちょっとずつ愚痴ったり、意見を叩きつけたりする術を身に付けたい。支援が必要な人の代弁にも活かしていきたい、2024/12/01

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