出版社内容情報
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⇒最強リーダーの「話す力」
内容説明
きれいごとだけでは人は動かない。トップエグゼクティブから新米マネジャーまで。
目次
第1章 リーダーの話し方は「これだけ」やればいい
第2章 注目を集める
第3章 高揚感を高める
第4章 信頼感を与える
第5章 基準を示す
第6章 器の大きさを見せる
著者等紹介
矢野香[ヤノカオリ]
国立大学法人長崎大学准教授。スピーチコンサルタント。専門は、心理学・コミュニケーション論。NHKでのキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録。NHK在局中からスピーチ研究に取り組み、博士号取得。大学教員として研究をつづけながら「信頼を勝ち取る正統派スピーチ」を伝授。クライアントには、大手上場企業役員、経営者、政治家などエグゼクティブクラスのリーダーが名を連ねる。記者会見や株主総会、政治家の演説、有識者・著者の講演やメディア出演など、「ここぞ」というシッパイできない場面を成功に導く実践的な指導に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
49
話す力には3つの階層があり、リーダーに必要なのは第3層「影響力を持つ」。そのスキルは5つ「器の大きさ」「基準を示す」「信頼感」「高揚感を高める」「注目」以下メモ。パペットの髪型と服装は、自分のためでなく、人々のための表現。セルフパペットはモノマネから。相手が話を聞いていなかったら、あなたに問題がある。靴音を立てて登場し、お辞儀をする前に相手を見る、視覚のスキル。目線は奥から手前へ。沈黙を使いこなす。13文字でキーフレーズを用意し、話すことを忘れたら使う。動画からエネルギーとリズム感を学べ。2023/04/02
みき
40
題名のとおりリーダーの話し方に関する本。前半は話し方のテクニック、後半は精神的なものという構成になっている。演台への向かい方、足音の演出方法から心構え的なものなど非常に参考になった。中でも、天賦の才に恵まれたように見せることが周囲の期待に添えることだとする主張はなるほどなぁと思わされた。 また所々にマキャベリの君主論からの引用があり、おそらく著者はマキャベリストだと思う。マキャベリの思想に嫌悪感がない人はぜひ読んでみてほしい。2023/07/20
速読おやじ
22
リーダーは影響力を持つ話し方をらしなければならない。好感を獲得し、分かりやすく伝えるだけではダメらしい。セルフパペットを設定し、これを演じることも必要だと。こわあたたかいリーダーなる言葉があったが、自分が憧れるイメージでもある。でも、ハードル高いんだよなー。さて、リーダーの話し方とは、1)注目を集める、2)高揚感を高める、3)信頼感を与える、4)基準を示す(ブレないように気をつけないと!)、5)器の大きさを見せる。小泉進次郎が、言葉に体温と体重を乗せるという表現をしている。これが、器の大きさとのこと。2023/01/01
Q
12
KU ⚫︎注目を集める。高揚感を高める。信頼感を与える。基準を示す。器の大きさを見せる ⚫︎相手が聞いてなかったらそれはあなたに問題がある ⚫︎話している途中、聞き手からの注目を何回感じることができるか ⚫︎リーダーに必要な能力は人を動かす力。 ⚫︎何を話すか。people、purpose、place、merit、main massage。敵を知らずして戦えない ⚫︎言い切る事。リーダーは許可をもらう立場ではなく与える立場 ▷自分に問題があると感じる事は大事。求められてる役割から逃げない事。2023/12/03
外枠発走
11
最強リーダーの話し方と言っても、所作や外見などにも気を配らないといけない。チェック項目は多岐に渡る。最強リーダーの話し方は、著者の定義では3段階の3にあたる。中間管理職の自分は、2から3の段階にいて、期待していた内容からは逸脱しているが、先行投資と思うことにした。個人差はあるが、この内容を理解し、身につけるには、一定期間を要すると思う。書いてある内容は、元NHKのアナウンサーということもあり、非常にわかりやすい。完成形を限定しない細やかさもある。まずは、著名なリーダーの演説動画を観て勉強したい。2023/01/10