内容説明
突然の余命宣告…実体験に基づく感動作。逆境から見つけた「人生の意味」。
目次
はじめに あなただけの人生の意味を見つけよう
第１部 自分を超えて残るものを見つけよう
第２部 大切な人たちにあなたができる限りのことをしよう
第３部 あなたがいなくなった後にも残るものは何かを考えよう
第４部 貢献の人生を生きよう
第５部 僕は今日、あの人に何ができるだろう？
著者等紹介
ラス，トム［ラス，トム］ ［Ｒａｔｈ，Ｔｏｍ］
世界的なベストセラー作家。仕事がいかに人の健康と幸福に寄与するかを２０年あまりにわたり研究してきた。１０冊の著作は販売累計１０００万部以上を誇る。代表作は、出版後直ぐに熱狂的な支持を受けＮＹタイムズのベストセラー第一位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』と、『さあ、才能（じぶん）に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー２．０』（共に日本経済新聞出版）。その他の著書に『「向いてる仕事」を見つけよう「人の役に立つ１２の資質」から自分の強みがわかる』（ダイヤモンド社）などがある
林田レジリ浩文［ハヤシダレジリヒロフミ］
翻訳家。保険代理店を経営するかたわら数百冊の心理学・自己啓発・マーケティング関連の洋書を読みあさり、その中で特に気に入ったものを自ら売り込み出版する異色の翻訳家である。早稲田大学社会科学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
77
ストレングスファインダーのお孫さんの著作。社会的に幸せになるための一方法が記載されていました。後天的ではなく先天的なハンディキャップをブチ破り、今尚襲撃が続く病の中で他者貢献を続ける著者に圧巻です。他者貢献は不運や病にかつる！2023/08/09
ニッポニア
56
幸せになりたいのなら、自分の幸せではなく、他人を幸せにすることから始めないといけない。自分のバケツを水でいっぱいにしたいならまずは、相手のバケツに水を入れてあげることを考える。嫌な気分を手放さずに沈んでしまうか、木を取り直すかの選択はあなたに委ねられている。あなたの人生で、あなたに影響を与えてくれた人について改めて考える。2024/08/05
haruka
23
全身に癌が多発する病を発症し「苦しくて短い人生になる」と16歳で宣告された著者の、これは「心的外傷後成長」の記録だった。あのストレングスファインダーを作った人。「持って生まれた適性は、他の人に影響を与えてこそ意義がある」誰かに貢献したいという気持ちが仕事の成功をもたらす仕組みは、もはや自明の理。だけど「他人のために」と言われすぎると、お金がない時に寄付をしなさいと言われているような威圧感や、何かを奪われそうな怖さを一瞬感じてしまう…自分は余裕がなくて心が弱いのだと思った。強い人ほど他者への貢献をおそれない2024/06/05
香菜子（かなこ・Kanako）
20
人生はあなただけのものじゃない。トム・ラス先生の著書。大切な人たちに何ができるか考えるのは大切なこと。大切な人たちに何を残せるのか考えるのは大切なこと。でも人生は大切な人たちのものでもない。人生はあなたのもの。人生はあなただけのもの。人生は他人のものではなくて自分のもの。それくらい自分勝手自分優先主義を貫いてもかまわない。自分勝手自分優先主義を貫くことで自分にも大切な人にも優しくできる。2022/12/16
naka
16
著者の体験から出てきた意見というのは、説得力があったり、意見に引き込まれたりして興味深く読めることが多いように思います。この本の著者の場合、１０代で医者から長く生きられないと余命宣告を受けた後に、懸命に生きていく中での意見というのは心に響きました。他者への貢献を探究し続けるというのは素晴らしいですが、自分を振り返ると・・・。まあ、できる範囲でやっていこうと思いました。2024/08/10
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