内容説明
そもそもPRとは何か。その答えをひとことで言い表すのは難しく、本書全体を通じて理解いただけるはずのものであろう。だが、ここであえて抽象度高く表現すれば、PRとは「世の中を舞台にした情報戦略」である。そしてPRの究極の目的は、「人の行動を変えること」にある。
目次
序章 社会常識に挑み、「買う理由」をつくる戦略PR
第1章 戦略PRは空気づくり
第2章 人を動かす「社会関心のレシピ」
第3章 これが世界のPRだ
第4章 「おおやけ」の要素‐「社会性」の担保―社会課題解決をめざす「ソーシャルグッド」の潮流
第5章 「ばったり」の要素‐「偶然性」の演出―コンテンツが演出する偶発的な「セレンディピティ」
第6章 「おすみつき」の要素‐「信頼性」の確保―多様化する「インフルエンサー」の影響力
第7章 「そもそも」の要素‐「普遍性」の視座―「よくぞ言ってくれた」を引き出す本質的な価値転換
第8章 「しみじみ」の要素‐「当事者性」の醸成―「自分ゴト化」させ感情に訴えるストーリーテリング
第9章 「かけてとく」の要素‐「機知性」の発揮―PRクリエイティビティの真髄は「とんち」にある
終章 世界を動かすPR
著者等紹介
本田哲也[ホンダテツヤ]
本田事務所代表取締役、PRストラテジスト。「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」に『PRWEEK』誌によって選出されたPR専門家。1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードに入社。2006年にブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。P&G、花王、ユニリーバ、サントリー、トヨタ、資生堂、ロッテ、味の素など国内外の企業との実績多数。2019年より株式会社本田事務所としての活動を開始。国連機関や外務省のアドバイザー、Jリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。公益財団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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