内容説明
「3つの現場情報」×「全関係者を巻き込む」で商品が覚醒し、ブランド力が劇的に高まる。5年で売上3倍!国産最高峰の腕時計を急成長させた方法を初公開。どんな業種でも使える10の戦略メソッド。
目次
50年低迷のグランドセイコー、5年で売上3倍に急成長
成功の法則は3つの現場でつかまえる
誰に、どう儲けさせるか?
「ブランド価値の向上」で事業を再構築
グランドセイコーの成長戦略(第1ステージ(前半):眠れる獅子の覚醒
第1ステージ(後半):一流ブランドの地位を確立
第2・3ステージ:「高級ブランド化」と「グローバル展開」)
著者等紹介
梅本宏彦[ウメモトヒロヒコ]
1951年、大阪市生まれ。同志社大学経済学部卒。元セイコーウオッチ株式会社代表取締役副社長兼COO。74年三菱商事株式会社入社、通算9年のタイ王国駐在。その後セイコーウオッチ株式会社に転職、同社代表取締役副社長兼COO。現在、事業戦略コンダクター、BRAIN RESOURCE株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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toshi
9
グランドセイコーの売り上げを伸ばした経験を例にしたビジネス書。グランドセイコーの開発物語かと思って読んだら、売り上げが低迷している商品を売れるようにしたという内容。デベロップメントストーリには興味あるけれど、マーケティングの話はちょっとがっかり。 ただ、私がこう指示して、現場が動いて上手く行った。。みたいなことばかりで、簡単に実現したように書いてあるけれど、現場の苦労みたいな話がなく、本人の自慢話ばかりになっているところが興ざめ。 あと、同じことが何度も書いてあるのも読者を馬鹿にしているようで気分が悪い。2021/04/13
アイルトン
1
オーディオブックにて。 あまり酷評するのは好きではないが、途中で何度か投げ出しそうになった。自慢話物語のように思えた。 セイコーの時計は大好きなので、少し詳しくなれたのは良かったと思う。2024/11/29
Go Extreme
1
5年で売上3倍に急成長 成功の法則・3つの現場:仕事の仕分け 新規ビジネス立ち上げ 仕事の効率アップ 誰に、どう儲けさせる:課題の見える化 ブランド価値の向上で事業を再編成:グローバルブランドの創造 経営資源の棚卸し→強みと弱み 国内と海外組織を一体化 新商品を3つの役割に グランドセイコー成長戦略:眠れる獅子の覚醒→一流ブランドの地位確立→高給ブランド化とグローバル展開 2021/04/21
tetibeam
0
グランドセイコーって認知広がったなぁ、とふと思ったことがあり、それきっかけで読みました。ちなみに自分はアストロンユーザー。内容は想像に近い方でしたが、良くも悪くも視点が完全経営層。戦略と結果(売上利益拡大)のみをストーリー仕立てで簡潔に記した本。現場に近い試行錯誤は期待できません。 ただ、心に残った点では、戦略としては極めてシンプル、徹底しやすい、決断早い、という点でした。現場をみる方から多分説得力もあるな、と。自分もこれくらいシンプルなところから考えなおそう、と思えたのはよかった。2023/11/25