ディスカヴァー携書<br> がん治療の現在 光免疫療法の衝撃―免疫チェックポイント阻害薬・CAR‐T細胞療法・腫瘍溶解性ウイルス療法・ゲノム医療

電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ディスカヴァー携書
がん治療の現在 光免疫療法の衝撃―免疫チェックポイント阻害薬・CAR‐T細胞療法・腫瘍溶解性ウイルス療法・ゲノム医療

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • この商品は店舗受取ができない商品です。
  • サイズ B40判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799326954
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0236

内容説明

これまでのがん治療とは異なる仕組みでがん細胞を攻撃する「光免疫療法」が、世界ではじめて日本で承認された。光免疫療法では、まず狙ったがん細胞の表面に、魔法の銃弾ともよばれる抗体を結びつける。この抗体には、光感受性物質が取りつけられていて、光をあてると急激な化学反応を起こす。急激な変化で細胞膜には穴が空き、そこから水が流れ込んで、がん細胞は破裂して死ぬ。本書では、驚くべき効果が期待できる光免疫療法を紹介するとともに、がん治療の最前線といえる免疫療法―とくに免疫チェックポイント阻害薬、CAR‐T細胞療法、腫瘍溶解性ウイルス療法などについて解説する。

目次

第1章 がんと免疫の戦略と駆け引き
第2章 がん光免疫療法―その驚異的な仕組み
第3章 がん光免疫療法―効果と安全性、実用化への道筋
第4章 がん光免疫療法―よせられる期待
第5章 がん医療の歴史を変えた免疫チェックポイント阻害薬
第6章 人工的につくったCAR‐T細胞の高い攻撃力
第7章 がん細胞で爆発的に増える腫瘍溶解性ウイルス
第8章 患者一人ひとりにあわせたがんゲノム医療
第9章 正しい情報をみきわめて、正しい治療を

著者等紹介

永山悦子[ナガヤマエツコ]
東京都出身。1991年毎日新聞社入社。和歌山支局、前橋支局などを経て、2002~16年東京本社科学環境部。ライフサイエンス、環境、宇宙開発、科学技術政策などを担当。13~15年に厚生労働省がん対策推進協議会委員を務め、がん対策推進基本計画の中間評価などに携わった。現在は、オピニオングループ編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shu Ume

0
従来のがんの3大療法と言えば手術・抗がん剤・放射線だが、免疫本来の力を回復させがん細胞への攻撃力を高める免疫療法が第4として認識されつつある。免疫療法研究は百年前、flu等でがん患者のがんが縮小する例から、感染で免疫の仕組みを刺激できる?と始まったが、ごく一部でしか効果が認められなかった。しかし18年に免疫システムが暴走するのを防ぐ機能を阻害する免疫チェックポイント阻害薬が登場、20年にがん細胞をピンポイントで攻撃する光免疫療法、がんへの攻撃力を高めた免疫細胞を使うCAR-T療法等、日進月歩で研究が進む2020/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16890656
  • ご注意事項

最近チェックした商品