内容説明
親の「声かけ」で、子どもは変わる―「東洋経済オンライン」で大反響の記事を書籍化。3500人以上の生徒を指導し、東大生にヒアリングしてわかった、「勉強ができる子の習慣」
目次
第1章 同じ環境・条件なのに、なぜ“できる人”と“できない人”に分かれるのか
第2章 「学び」の3つのタイプとは?
第3章 できる人は「頭のつくり」が違うのか?
第4章 「意味が理解できる人」と「意味が理解できない人」の決定的な違い
第5章 OSをバージョンアップするアプローチ1「疑問を持たせる」
第6章 OSをバージョンアップするアプローチ2「まとめさせる」
第7章 さらにOSを強化する5つのマジックワード
著者等紹介
石田勝紀[イシダカツノリ]
一般社団法人教育デザインラボ代表理事。1968年横浜生まれ。20歳で起業し学習塾を創業。これまで3,500人以上の生徒を直接指導。講演会、セミナーなどを含めると5万人以上に上る。現在は、「日本から勉強嫌いな子をひとり残らずなくしたい」という志のもと、「Mama Caf´e」、執筆、講演活動を精力的に行っている。経営学修士(MBA)、教育学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
126
まあまあ。学習塾を経営し、企業研修も行っている著者が、「他人を考えさせる」ために有用な10の言葉を紹介する一冊。子どもに勉強をさせたい親はもちろん、自ら動く部下に育ってほしい上司などパターン分けをして、それぞれの言葉の効果的な使い方をわかりやすく説明してくれる。言葉を契機として人の思考が動き出すのはまあわかる。2020/09/23
ニッポニア
48
鈍臭く勉強するのも可愛いけどなあ、と思う反面、効率よく勉強できたら楽だろうなあ、と思うので実践したい。以下メモ。できる人は自然にできるから明文化されてこなかった。できる子は勉強時間以外も学んでいるから、学ぶ量が圧倒的に違う。OSのバージョンが上がっていないのに新しいソフトを詰め込もうとするのが、効率の悪い勉強。人は問われることにより考えるようになる。抽象化思考を作るマジックワード「要するに?」「例えばどういうこと?」「楽しむには?」2023/01/13
たまきら
44
ふうむ…同じ勉強をしていないんだなあ。時間の使い方、視点が違う。観察力が違う。勉強は楽しむものだと思う。娘は結局塾には行かないことにして、楽しそうに通信教育の教材をこなしている。4月から難しいものにするそうだが、やるべきことを終わらせてずっと何やら文章を書いている時がとにかく幸せそう。このまま毎日を楽しんでいってほしいな、と思う。その再確認ができた感じでした。2022/03/07
ムーミン
40
しっかりした自分軸をもたせてあげたという本校の取り組みに大いに参考になる具体的な言葉がけのヒントがいただけました。2020/06/27
かず
33
★★★★、audiobook。 さらっと核心をつく内容、とても面白かった。2022/01/26