はじめての大拙―鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉

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はじめての大拙―鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799325391
  • Cコード C0030

内容説明

「生命は論理にまさる」禅を世界に広めた哲学者の現代を生きる珠玉の言葉たち。

目次

第1章 自然のままに、自由に生きる(花を知るには花になる、そして世界を知る;林檎が無心に生きていく ほか)
第2章 機械にとらわれず、美と愛に生きる(ゆったりヒマを楽しむか、刺激を追い求めるか;組織の中に閉じ込められてしまう人間 ほか)
第3章 知性・言葉とともに、無心に生きる(禅は生きた事実;生命を持たない言葉には禅を伝えられない ほか)
第4章 苦しみや矛盾のなかを生きていく(苦しむほどに、人格は深まり、人生を味わえる;苦しむことができるのが人間である ほか)
第5章 禅の悟りは、いわゆる「宗教」ではない(禅は、一般に考えられるような「宗教」ではない;毎日生きていくことが詩であり、宗教である ほか)

著者等紹介

大熊玄[オオクマゲン]
1972年千葉に生まれ、新潟に育つ。立命館大学史学科(東洋史学専攻)卒業、金沢大学大学院修士課程(哲学専攻)修了、同大学院博士後期課程満期退学。専門はインド哲学・仏教学、西田哲学、鈴木禅学。1999年から約1年半のインド・プネー大学への留学より帰国後、石川県西田幾多郎記念哲学館の開館準備に携わる。金沢大学非常勤講師、石川県西田幾多郎記念哲学館専門員・学芸課長を経て、現在、同館副館長、立教大学文学部・大学院21世紀社会デザイン研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

69
鈴木大拙の著作から200文字で理解しやすい文章を108紹介している。はじめて読むには5章をテーマ別に並べていて彼の考え方を理解しやすい。禅の教えは「不立文字」、言葉を重用しない。瞑想は禅ではない。身を持って体験することであり、仏陀のように個人体験である。それでも大拙は言葉を尽くして伝えようとした。生命は「墨絵」である。ただ一度限りでためらいなく、知性を働かせることなく描かねばならぬ。「実際のところわれわれは皆、生きることの芸術家として生まれてきている。」禅とは何ぞや?禅の師匠は即座に答えた「汝の日々の心」2020/01/12

Y2K☮

37
「月を指すには指が必要である。だが、その指を月と思う者はわざわいなるかな」禅の本質が月なら、こういう本で得た知識や理解するためのロジックが指なのだろう。ある程度の道筋を示してもらったら、あとは各々の日常を通じて気づくのみ。生きることの全てが修行。己を正当化して他者を貶めるために論理を利用し、矛盾を嘲笑する向きがいまの日本にはある。しかし人の真実は必ずしもロジックで説明できるものばかりではない。ならば矛盾する大切な両者を無理なく共存させ、論理を飛び越えた直観を得よう。いつか指に頼らずとも月を認識できるはず。2024/09/03

Y2K☮

30
脱二元論。相反するものを両方肯定。快不快、善悪どちらも必要。自分は全体で全体は自分。仕事は遊びで遊びは仕事。ゆったり暇を楽しむことも遊びで仕事。分けない。ひとつ。あちこちで矛盾してるのがむしろ自然だからそのまま矛盾でいい。拘らないという拘りも不要。思い通りにならないとは執着しなくていいということ。これこそ解放とは異なる真の自由=自らに由って生きる。好きだからやる。眠くなったら寝る。囚われない。平常心の正体ってこれだ。悟りは言葉より行動。体験。平凡な日常の中で得るもの。色即是空。雲みたいに漂う。今を楽しむ。2020/07/02

ひめぴょん

15
聞いたことはあるけれど大拙の言葉に触れたことはなかった。という点で私にぴったりの本。「大拙の語る禅は学問の中でなく、日常生活の中に生きているもの」と書かれているように、言葉では伝わらないことを承知のうえで、言葉を選び、言葉を尽くし、伝えようと工夫したもの。実感を伴うためには実践が必要だということでもあると思います。 以下は文中引用とミニ感想です。 林檎は、あらゆる因縁の中に、無心に生きのびて行くだけ。命そのままに生きて行くだけ。→林檎と人を同じように考えてはいけないのでしょうが、自然の中のひとつという点で2024/03/06

アルカリオン

10
KindleUnlimited 読もう読もうと思いながら未読となっている鈴木大拙師の一連の著作。そのとっかかりとして本書を開いてみたが、全体を一読した段階では惹かれる部分はなかった。フレーズだけ切り出してもダメなんじゃないかなという気がした。2021/06/12

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