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内容説明
これからのリーダーは、目標管理ではなく目的管理。今話題の、シリコンバレー式目標管理ツール早わかり。悩めるリーダー必読!
目次
第1章 今こそ、組織の時代
第2章 組織力の公式
第3章 変えるべきは意識ではなく仕組み
第4章 OKRで組織力が高まる
第5章 OKRの始め方
第6章 OKRの運用
第7章 OKR導入事例インタビュー
著者等紹介
奥田和広[オクダカズヒロ]
株式会社タバネル代表取締役。大阪府大阪市出身。1975年生まれ。同年父親がアパレル卸業を起業。経営者の後ろ姿を見て育つ。大学卒業後は、上場アパレル企業、コンサルティング会社を経て父親の会社へ。アクセサリー事業を立ち上げ、8年で40店舗、従業員170人を超える規模にまで成長させるが、市況の変化と無理な事業拡大が重なり倒産。その後、大手化粧品会社での管理職を経て、組織コンサルティング会社に勤務。自身の苦い経験から強い組織をつくる必要性を痛感。組織コンサルティングのノウハウを体現したものがOKRであると確信して株式会社タバネルを起業。中小企業を中心にOKRの導入コンサルティングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
30
カルビーは以前、3000にもおよぶKPIを設定し、あらゆるデータが週1回更新され、全社員が見られるようになっていた。しかし、確認に4日かかると言われるほどの膨大なデータは、有効利用できていなかった。 カルビーでは、指標を16~20ほどにまで絞り、新たな指標を導入しようというときには、他の指標を削るように方針を変えることで、低迷していた業績が向上した。 OKRを運用する段階では、設定したOKRの進捗を管理していくことになり、メンバーを「巻き込み」ながら、しっかり「振り返り」をすることで組織は成長していく。2020/03/07
麒麟の翼
7
Kindle本。仕事上の悩み解消を模索する中で本書と出会う。①組織力=個人の力の単純合計+相乗効果、②個人の力=最大出力✕発揮力、が印象的。反省点は「過度に管理するマイクロマネジメントでは、メンバーの成長を阻害する。」かな? 何れにしても全員の意思のベクトルを合わせることと、そのための“仕組み作り”が大切であることは、いつも考えていることなので、自身の考え方と方向性の一致を再確認することが出来た。より高めたいことは、『わくわくを全員で追いかけること!』。“わくわく”が定着する組織を目指して取り組みたい。2020/07/17
__k
5
(U)現場リーダーは「信頼できない」の最低ラインを明確にすること/他人の意識を変えるという困難なことから始めるのではなく仕組みを変える。仕組の土台の上で従業員の善意が発揮される/目標=具体的、目的=抽象的/目的は"達成できたらすごい!"と思える挑戦的なレベルで。そこから枠にとらわれない発想や行動が生まれる/目的達成につながる重要な結果指標(どのように目的を達成し、目標への進捗をどう把握するか)をいかに選択するかが戦略/目的を設定し直し週1等高頻度でのフィードバックを実行2020/03/17
あきほんぬ
3
会社が今後OKRを導入するからということで読んだ本。内容はとても分かりやすい。サラサラ読めるけど、なかなか実行フェーズに移すことが難しそうだな…というもの。わくわくを大事にして共通言語で事業の目的を語れる組織は強いと思う。OKR導入するには企業が軌道に乗らないと厳しそうだ。2019/06/23
BECCHI
3
コンフォートゾーンとストレッチゾーンの話や、人は自分の目的でしかワクワクしないことなど、ゴールを達成するための経営論、チーム理論をすごく勉強されていることを感じた。ただ、どのように行うかということに関しては、簡単にできることではないようにも感じた。でも、チーム作りのために読む価値はありだった。もう一度、まとめながら読むことで内容を確認したいと思う。2019/06/11