内容説明
主にビジネス・パーソンを対象にした。報告書、会議録、業務日報など、ビジネス・パーソンは、常に基礎的な文章力を必要とされる。この本では、仕事を進めるにあたって求められる、最低限の文章力が得られるように工夫した。そのため、表記法、避けるべき表現や文法の知識など、項目を細かく分解して説明した。中学生、高校生をはじめ、大学生、大学院生や国家試験の受験生などに対しても、入学試験や就職試験などで、本書のルールは十分に役立つものである。私的なハガキや手紙などを書くときにも、大いな参考にできる内容にした。
目次
第1章 まずはここから!文章上達のための心構え(よい文章とは;文章上達のコツ)
第2章 覚えておきたい!日本語の文章作法(文章の基本構成;簡潔な文とは ほ)
第3章 やってはいけない!日本語の書き方(避けるべき表現;使い過ぎてはいけない言葉)
第4章 もう迷わない!日本語表記の原則(漢字とかな;用語・カタカナ・欧文 ほか)
第5章 いまさら聞けない!日本語文法(助詞の使い方;接続の表し方 ほか)
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
25
各項目に分かれているので、分からない所を簡単に探せる親切な本。文章は簡潔に、派手な装飾は省く。本好きは小説風に書きたくなるけれど、そもそも長いと読んでもらえない。文章の働き方改革。2019/10/07
LvzaB
1
文章作法の本。まえがきにある通り、どちらかといえば、ビジネス向け。小説で使えるところもあるけれど、それは他の本を参考にした方が良さげ。大抵、一ページに一つの事柄が書いてあり、見やすい上に読みやすい本。2018/12/28
水際
1
「正しい敬語」や「大人の語彙力」みたいな本は沢山あるが、この種のボキャブラリーが映えるのは、言葉と言葉をつなぐ、文章の背骨がしっかりしていればこそだと思う。 この本ではそんな背骨の部分がコンパクトに列挙されており、書類作成の時に役立ってくれそう。2018/12/09
しろっこー
1
前半虚無だし高いしでコスパ最悪だった...2018/11/25
🍅
0
★★★★☆まさにタイトルの通り正しい日本語の書き方が解説されている。良い文は一度で内容が理解できる。良い文を書くには係り受けを意識すべきとのこと。他にも色々と注意すべきことが書かれていたけど、一番印象に残ったのは「自分に理解できない文章は書くなと」いう旨の記述。文を書くときは、見聞きした表現を受け入れてそのまま使うのではなく、事前にきちんと調べようと思った2024/01/24